引退!「ラミちゃん、おつかれさま!」助っ人の枠を飛び越えた人気と活躍の秘訣

  • 2014/10/14
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歴史に残る名選手として輝かしい実績

2014年10月14日アレックス・ラミレス選手は引退を発表しました。助っ人の枠に留まらず、歴史に残る名選手として、輝かしい実績を数々と打ち立ててきました。

  • 右打者として初の200安打
  • オールスター8回出場
  • 首位打者 1回 本塁打王 2回 打点王 4回 最多安打 3回
  • 8年連続100打点の日本新記録
  • 2年連続MVP
  • 外国人選手初の2000本安打、名球会入り


スワローズ・ジャイアンツ・ベイスターズ・独立リーグの群馬ダイヤモンドペガサス4球団で活躍してきたラミレス選手。素晴らしい実績だけでなく、ファンサービスや真摯な野球への姿勢で、多くのファンや野球選手に慕われてきました。今回は、ラミレス選手のパフォーマンスと言葉にスポットライトを当ててみました!

「ラミちゃん」ちゃんと言えば「アイーン、ゲッツ!」

ラミレス選手と言えば、ホームランを打った後やヒーローインタビューの際のパフォーマンスといっても過言ではないでしょう。毎年モデルチェンジを重ね、ファンから内容を公募するなど、パフォーマンスのネタ作りにも真剣に取り組んでいました。

  • 2001年 「アイーン」(志村けん)
  • 2003年「ゲッツ」(ダンディ坂野)
  • 2004年「ラミちゃんペッ!」(加藤茶)
  • 2005年「ハイ! ハイ!ハイ、ハイ、ハイ!」(レギュラー)
  • 2006年「ラミちゃんチッチキチー」(大木こだま・ひびき)
  • 2007年「カッチカチ」(ザブングル・加藤)
  • 2008年「そんなの関係ない!」「はい、オッパッピー!」(小島よしお) 「ラララライ! ラララライ!」(藤崎マーケット)
  • 2009年「ラ・ミ・茶!!」
  • 2010年「ヨロコンデー」
  • 2011年「We are ONE!!」(被災者への思いを込めて)
  • 2012年「絶好調!」(中畑清)

ファンにもっと楽しんでもらうために、そのパフォーマンスは毎年のお笑い界の流行などを取り入れていました。また、キャリア後半は日本への思いもパフォーマンスに取り入れています。パフォーマンスにラミレス選手のあたたかい人柄がにじみ出ています。

野球への真摯な姿勢と活躍の秘訣が分かるラミレス選手の言葉

一流の選手はみんな強いメンタリティを持っています。メンタルが強いとは、成績が良いときも悪いときも、自分に自信を持ちポジティブな気持ちでいられることです。若い選手には、「いつも同じでいなさい」とよくアドバイスしています。


 

「組織の文化を丸ごと受け入れて、その組織にフィットするように自分を変えることが重要です。どんな職業の人にも言えることではないかと思います。」

 

「気分転換法はあえて言えば音楽です。しかし常に一定レベルのポジティブな気持ちを保つことで、気分転換をしなくてもいいように心がけています。」

 

「日本の選手を見ていて残念に思うのは、メンタルの準備を十分に行っていない選手が多いことです。私自身に関していえば、もし持ち時間が100としたら、70はメンタルの準備に使っています。」

 

「どんなに優れた能力を持っていても、メンタルが弱ければせっかくの力を発揮できません。たとえば、「打てそうにないな…」と委縮していたら、思い切りよくスイングできず、打てるものも打てなくなってしまいます。私は「恐れることはない。軽く打てる!」という気持ちでバッターボックスに入ります。そういう強い気持ちでいた方が、いい結果につながる確率は間違いなく高いのです。」

 

「座右の銘は日本語なら「頑張ります」です。前向きな気持ちになれる言葉なので。英語では「God Bless」「Tomorrow is another day」です。」

 

ラミレス選手がなぜこんなに愛された野球選手だったのか、パフォーマンスと言葉から感じ取ることが出来ます。

「監督になって新しい世代の選手たちが能力を発揮する手助けをし、日本一になりたい」

と語るラミレス選手は、第2の野球人生でどんな活躍を見せてくれるでしょうか。今後も応援を続けていきたいですね!


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吉田 将来

投稿者プロフィール

GiGAthlete inc. Marketing

2006年夏の甲子園決勝再試合。
斎藤佑樹投手に憧れ、早稲田実業硬式野球部に入部。
2年秋からマネージャー兼助監督

大学1年時から株式会社ギガスリートにインターンとしてジョイン。
草野球リーグG-LEAGUEの飛び込みグラウンド営業や、
野球特化メディアの運用・記事執筆を担当。

大学卒業後、ギガスリートに新卒入社。

現在は、ビヨンドマックス ホームラン競争 企画・動画制作も行なっています。

Twitterでは、野球に関する様々な情報・意見もつぶやいています!
https://twitter.com/my_fyutya
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