対左打者の専門のワンポイントサウスポーは本当に有効?今後は減少する可能性も

左打者に左投手をぶつけるのは必ずしも有効ではない!?

しかし、バッター側の成績を見てみると、近年左打者の中でも、『左対左が得意』というケースも増えています。

筒香 嘉智(DeNA)

  • 対右投手 打率0.286(256打数86安打)
  • 対左投手 打率0.370(213打数65安打)

秋山 翔吾(西武)

  • 対右投手 打率0.284(429打数122安打)
  • 対左投手 打率0.329(149打数49安打)

大谷 翔平(日本ハム)

  • 対右投手 打率0.300(227打数68安打)
  • 対左投手 打率0.375( 96打数36安打)

※2016年成績

以上の3選手はいずれも右投手より左投手の対戦成績が良くなっています。特に筒香選手は対右投手打率よりも1割近くも高くなっており、まったく左投手を苦にしていません。

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今後は新しい起用法が生まれる?

「左打者には左投手をぶつける」という戦術だけでなく、今後は選手による右左の得意や選手同士の対戦成績によって柔軟な起用法が生まれていくかもしれません。

例えば、2007年に広島東洋カープに在籍した右のナックルボーラー、ジャレッド・フェルナンデス投手は当時阪神の4番、金本知憲選手に対して13打数ノーヒットと完全に抑え込んでいました。30試合で3勝8敗、防御率6.04と活躍できず1年で退団となってしまいましたが、強打者に対するワンポイントというポジションを与えられていたら、活躍の芽があったかも・・?

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また、2017年WBCの準決勝では日本代表とアメリカ代表の試合ではチャンスの場面で打席に立った筒香選手に対して、アメリカは右の変速派であるニシェック投手を送り込んできました。結果はライトフライ。タイミングの取りにくいフォームに、少しミートポイントがずれたようでした。まさに左右に囚われず、打者の様子を見た柔軟な起用がもたらした結果と言えるでしょう。

近い将来、日本でも『右投手なのに左キラー』であったり『各球団の看板打者専門投手』といった起用法が生まれてくるかもしれませんね!

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斎藤孝博ライター

投稿者プロフィール

プロ野球記事を中心に執筆しています。
バックパッカーとして世界を放浪していた経験があり、キューバやドミニカ共和国の子供に野球を教えていました。


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