対左打者の専門のワンポイントサウスポーは本当に有効?今後は減少する可能性も



必殺仕事人!左のワンポイントリリーフはもう古い?

対左のスペシャリスト、ワンポイントリリーフは地味ながら重要な役割を担ってきました。しかし、その役割にも今後変化が訪れようとしている?これまでの成績を見ながら、ワンポイントリリーフの今後について考えていきたいと思います。

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松井秀喜に悪夢を見させた男

プロ野球には左投手が左の強打者1人を抑えるという『ワンポイントリリーフ』と呼ばれるポジションがあります。球速がなくてもサイドスローやアンダースローなどフォームに特徴がある左投手がその役割を担うことが多いです。

過去には様々な左投手が『左キラー』として強打者を打ち取り、チームのピンチを救ってきました。

 

遠山奬志(阪神タイガース)

左のサイドスローとして1999年に63試合で防御率2.09と大活躍。当時の読売ジャイアンツの看板打者、松井秀喜選手や高橋由伸選手にも滅法強く、140キロ前後の球速ながら内角へのシュートと外角に逃げるスライダーのコンビネーションでことごとく抑え込んでいたのです。特に松井秀喜選手はこの年の遠山投手に対して13打数ノーヒットと全く打てず、ヤンキース移籍後も「遠山に抑えられる夢にうなされた」と語るほど苦手な相手だったようです。

 

永射保(西武ライオンズ)

さらに遡ると、永射保投手もワンポイントリリーフの元祖として有名でした。特にロッテの強打者レロン・リー選手を得意としており、ある試合ではあまりに永射投手を打てずにヤケになったレロン・リー選手が本来の左打席ではなく、右打席に立ったというエピソードが残っているほどです。

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2016年の代表的なワンポイントリリーフは?

2016年の代表的な左キラーとして挙げられるのはホークスの森福投手です。

森福 允彦(ソフトバンク→巨人)

  • 対右 打者6 被打率 0.250 奪三振1 四球0
  • 対左 打者99 被打率 0.242 奪三振22 四球22

50試合に登板した同投手は対右打者に被打率0.250、対左は0.242とあまり変わりませんが、右打者とは6人しか対戦していないのに対して左打者とは99人と対戦しているように、左打者専門に起用されていました。

また、日本ハムの宮西投手は元々は左専門でしたが、近年では左右関係なく起用されています。

 

宮西 尚生(北海道日本ハム)

  • 対右 打者93 被打率 0.195 奪三振19 四球8
  • 対左 打者97 被打率 0.154 奪三振17 四球14

2017年WBC日本代表でも活躍した宮西投手は、近年では左右関係なく起用されていますが、長年左キラーの役目を果たしてきました。左打者を被打率0.154と見事に抑え込んでいます。

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