文武両道の高校から学ぶ「勝利を掴み取る効率練習方法」

  • 2017/10/12
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草野球プレーヤーへのヒントにも

全国3,000校以上が凌ぎを削る、高校野球の頂点を決める夏の甲子園。多くの出場校の部員たちは、野球以外に目もくれず、一心不乱に打ち込んでいます。

そんなスポーツエリート達の中で、勉学にも力を入れている「文武両道」の学校が勝ち進むと、自然と応援したくなる人も多いはず。

練習時間の面でも、設備面でも強豪校に劣る進学校はどのようにして、その差を埋めているのでしょうか。

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トランポリンの上で投球練習?香川の名門 丸亀高校 偏差値67

毎年国公立大学合格者を多く輩出する香川県屈指の名門校である丸亀高校。甲子園に夏4回、春1回出場している強豪でもある同校ですが、下校時刻が17:00と決まっているため長時間の練習はできず、少ない時間を有効に生かすための効果的な練習を追及しています。

メディアでも取り上げられたこともある、投手のバランス感覚を養う目的で行うトランポリンの上での投球練習はその代表例。しかし、もっとも大切にしているのは「当たり前のことを当たり前に」こなすこと。カウントやイニング、アウトカウントごとに守備位置を変えるなど、出来て当然と思われることを疎かにせず日々の練習で徹底することで、相手が強豪でも臆せずに立ち向かえる思考力が養われるのです。

 

熊本県トップクラスの進学校であり、熊本県唯一の優勝をもたらした濟々黌 偏差値73

毎年200名以上の国公立大学合格者を輩出する屈指の名門校、熊本県立済々黌高校。甲子園には夏7回、春3回の出場歴を持ち、1953年には熊本県勢初の全国制覇を成し遂げた野球強豪校でもあり、全国でも最も文武両道を実践していると言えるでしょう。

同校では、各自の個性を強化する練習を徹底。バントが得意な選手には徹底してバント練習を、長打力が魅力の選手には徹底した筋力トレーニングをさせるなど、大胆な練習方法で私立校との練習量・体格面での差を埋めています。

また、「考える」ことを追及しており、幾度も紅白戦を組み、実践の中で様々な場面を想定し、得点するためのシミュレーションを繰り返しているのです。その中で生まれた代表的なものが、「三塁ゴロゴー」という、打者のスイングがボールに当たると判断した瞬間に三塁走者が走り出す戦術です。

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「考える」ことで野球の質は変わる

戦力面で相手と差があったとしても、相手も人間ですから四球や失策、ポテンヒットなどから突破口が開ける可能性は十分にあります。そこで必要となるのは、どんな不利な状況でも諦めずに状況を適切に分析し、最善の一手を打つことでしょう。

そして上記の両校は、練習の段階から「考える」ことを実践し、わずかな可能性を手繰り寄せる下地を作っているのです。草野球においても、多くのプレーヤーは仕事が忙しいため、練習時間を確保するのは困難なはず。

フィジカル面で強豪チームとの差を詰めるのは容易でない以上、「考える」ことに特化した進学校の練習方法や作戦に、チーム強化のヒントがあるかもしれません。

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斎藤孝博ライター

投稿者プロフィール

プロ野球記事を中心に執筆しています。
バックパッカーとして世界を放浪していた経験があり、キューバやドミニカ共和国の子供に野球を教えていました。


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