もし移籍するとしたらどうなる!?豊作の2016年FA市場 目玉5選手はどうなる?
- 2016/8/30
- プロ野球
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各球団のチーム事情から一足早く予想してみた
毎年オフになると球界をにぎわす「FA市場」の動き。2016年FAとなる選手にはどんな選手がいるのか。今回は5選手にピックアップし、各球団のチーム事情などから、動向を予想してみます。ぜひ、みなさんも一緒に予想してみてください。
2016年FAとなる選手5選
中日ドラゴンズ 平田良介
中日の主砲として、さらには侍JAPANの主力としても2015年のプレミア12で大活躍した強打の外野手。中日としては絶対に欠かせない選手ですが、過去には年俸を巡って調停を起こしたこともあり、中日もそれなりの誠意を示さないと残留は難しいかもしれません。
チャンスに強く長打も打てる平田選手。パリーグなら長打力不足の楽天、セ・リーグなら筒香選手の後ろを打つ役割としてDeNAなども興味を示すのではないかと考えられます。
中日ドラゴンズ 大島洋平
2014年にはシーズン186安打を放った球界屈指のリードオフマン。平田選手同様、年俸調停を起こした過去ありのため、中日はそれなりの金額が必要となるでしょう。
左で安定した打率を残せる外野のリードオフマンとなるとどこの球団もほしがる逸材です。セリーグなら・、近年は他球団からの大補強などは目立たないとはいえ、なかなか安定したリードオフマンのいない巨人が興味を示しそうです。パ・リーグなら、昨年からリードオフマンだけがなかなか固定できないホークスが興味を示すことも十分考えられます。
巨人、ソフトバンクとプロ野球界屈指の金満球団とのマネーゲームとなると、中日は若干苦しくなることが予想されます。
北海道日本ハムファイターズ 陽岱鋼
走攻守の三拍子がそろった台湾の英雄でありファイターズのスーパースター。2015年の契約更改の際には日本ハムが示した年俸に不満を示しており、2016は2015年を上回る成績を残しているだけに日本ハムがどれだけ出せるかにかかっているでしょう。
陽岱鋼選手はパンチ力も十分あり、札幌ドーム以外を本拠地にすればもっと打てると考える関係者も多いと考えられます。陽選手はかつてインタビューの際に「一番にこだわりがある」と語っていただけに、大島選手同様、ジャイアンツ、陽選手の地元球団のソフトバンクが一番のポストを空けて興味を示しそうです。
東京ヤクルトスワローズ 雄平
元々は投手としてプロに入ったもののなかなか花開かず野手転向。元々野手としても非凡な才能を持ち合わせていた雄平選手は徐々に頭角を現し、2014年には打率3割を達成。さらには投手時代は150キロを超える剛腕だったこともあり、外野手としても強肩であり、その外野守備も他球団からは注目されそうです。年俸的には適正額ともいえる額であり、宣言するかは全く不透明ですが、強肩を買われて外野の広い球場を本拠地とする球団からアプローチがありそうです。
埼玉西武 岸孝之
誰もが認めるライオンズの大エース。どんなに不安定でも最低限試合を作る力を持っており、日本球界でもトップクラスの投手と言えます。FAを宣言したら、岸投手自身は札幌ドームを得意と言っており、日本ハムの栗山監督も岸投手について「素晴らしい投手、敵だけど大好きな投手」と絶賛しており、近い未来の大谷翔平選手のメジャー挑戦に備え、エースとなれる投手の獲得に動いても不思議はなさそうです。
打撃不振のホークス、再び大補強へと動くか
FAとなると毎回活発な動きを見せる巨人、ソフトバンク。特に2016年のソフトバンクはイ・デホ選手の流出による得点力ダウンが顕著となっており、圧倒的な力で優勝した2015年ほどの破壊力はなくなっています。そんな状況を見たソフトバンクが、強打の大島、平田、陽選手の獲得に動くのは自然な流れであり、2016年のFA市場もソフトバンクが沸かす可能性を秘めています。
翌年のペナントレースを左右するFA市場の動き。2016年は何が起きるのか、注目して見ていきたいです!
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