隠れた打線のキーパーソン!タイプ別に2番打者を分析!
- 2014/12/22
- プロ野球
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野球において重要な打順はどこ?
一般的には1番、3番、4番という打順が打線の要と言われていますが1番、3番、4番に大きく関係してくるのが実は2番打者であり、ともすれば軽視されがちですが過去の活躍してきた選手たちを振り返ると意外に重要な打順であることが見えてきます。そこで歴代の代表的な2番打者を調査しタイプ別に分けてみようと思います!
1. 小技を生かして走者を進める!小兵タイプ
現在主流となっている打者を進める事に重きを置いたタイプ。1番打者が出た場合に確実に送り、チャンスを拡大するのが主な役割のこのタイプ。1アウトを与えてでも確実に送れる技術を2番打者が持っていて3、4番がかなり好打者である場合非常に有効な役割だと言えます。
代表的な選手
- 川相選手(元巨人)
- 井端選手(巨人)
- 宮本選手(元ヤクルト)
2. 隙あらば打つ!積極打撃の核弾頭タイプ
あまりいませんが1番打者が出ても時にはガンガン打って行きチャンスを拡大し打線を活性化するタイプ。チャンスでは積極的に打って行きランナーを返すどちらかと言うと3番打者や強打の1番打者に近いタイプ。打線の層が厚くかつ2番打者自身も強打者、好打者である場合に有効な役割だと言えます。
代表的な選手
- 小笠原道大選手(中日)
- 菊地選手(広島)
3.2人目の1番打者、出塁し塁上をかきまわす!快速ランナータイプ
3タイプ目は俊足を生かして1番打者のように出塁、盗塁で塁をかきまわす2人目の1番打者タイプ。1番打者を2人並べるようなイメージで高い出塁率、俊足を生かした盗塁で自力でもチャンスを拡大出来る役割を担います。1番打者タイプが2人いる際に採用すると非常に良いバランスとなります。
代表的な選手
- 本多選手(福岡ソフトバンク)
- 赤星選手(元阪神)
結論
2番打者はつなぎの打者と言うイメージがもたれがちでランナーがいる状態で打席に立つとバントをして1アウトの代わりにランナーを進塁させる職人のようなイメージが強いですが上記のように様々なタイプがあり場合によっては非常に大きなチームの武器となるのでより大きな可能性を見出して観戦するのも良いかもしれません。また是非自分が少年野球や中学、高校野球を指導する機会があったら参考にすると良いかもしれません。
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