当たればホームラン!ビヨンドを超える魔法の高性能バットはどれ?
高性能特殊バット
「ドラえもーーん、またジャイアンに三振して殴られたよー」
三振して殴るのはやりすぎとしても、打率十割、当たればホームラン、そんなバットがあればのび太くんもジャイアンに殴られることはなかったかもしれない。
このバットを使えば自由自在思うがままに安打を量産できる、そんな夢、一度は見たことはありませんか?
そんな夢が生んだ、「高性能バット」。21世紀のバットはどこまで進化しているのでしょうか?
バット戦国時代!
MIZUNO ビヨンドマックス
軟式球がインパクト時につぶれることにより生じるエネルギーロス。エーテル系発泡ポリウレタンという高反発素材を打球部に使用することにより、ロスを軽減させ、飛距離が向上する。
ローリングス H-ZONE2
打撃部に採用した適度な柔らかさを持つ「セプトンコンパウンド」という「高分子化合物によるゴム状弾性体」が変形することで、ボールの変形を抑え、飛距離をアップさせる。
ウィルソン ディマリニ
グリップ部にカーボン素材、打撃部にアルミ合金を組み合わせることにより、スイング時のしなりと、ヘッドの加速を実現。内菅と外菅を接着させない独自の二重菅構造により、インパクトの瞬間により大きなトランポリン効果を発揮する。
イーストン MAKO
アルミニウム・カーボンで世界高峰の技術とノウハウを有するイーストンが、の最先端カーボン・ナノ・テクノロジーを使用。独自のコンボジット(結合)技術により、「しなり」を生み出す。
ZETT ブラックキャノン
高弾性ウレタンをボールの硬度に合わせてバット表面に被覆一体化することにより、打撃時のボールとバットに発生するひずみの復元タイミングを近づけ大きな反発力を生みだす。また、ボールとの間の摩擦力により、ボールに大きな揚力を生む回転を与える。
SSK ナイスハンター
打球部を凸凹構造にし、ウレタン素材の特殊シートを装着。凹部とウレタンシートがボールの変形を抑え、パワーロスを抑制し、凸部の打球点にパワーを集中させることで、ボールを強く突き返し初速がアップさせる。
ルイスビルスラッガー カタリスト
ソフトボールのオリンピック選手が使用していた技術を投入。と、手元部分を硬め、ミート部分を柔らかめというでしなりを最小限に抑える構造で、ミート部のトランポリン効果とアルミ素材自体反発性で飛距離を生み出す。
さあどれにしようかな
バットがボールに当たった時に、ヒットになる確率、遠くに飛ばす力を最大限にするために、研究と創意工夫を繰り返し、様々な高性能バットが誕生していきました。「飛ぶ」高性能バットの理屈は私たちプレイヤーにとっては、少し難しいかもしれません。
しかし、これらのバットのメカニズムからは、高性能バットの開発のメーカーの熱意が伝わってきますね。もしかしたら、いつかはスイング軌道の修正機能までついて、誰でもバットに当たる時代が来てしまうかも。「僕だって活躍したい」その熱い想いを叶えるために、日々バットの進化を支えている、野球界のドラえもん達に、これからも感謝と期待を!
みなさんはどのバットがお好きですか??
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