アリエナイほどの変幻自在の魔球が投げられる?!ベースボール型スポーツ『ウィッフルボール』とは
野球の魅力を凝縮?!アメリカで人気のスポーツ
「野球を簡略化したスポーツ」といえば何を思いつくでしょうか?1953年にアメリカで考案されたウィッフルボール(Wiffleball)というスポーツは、野球の「難しい部分」をさらに簡略化しつつ野球の「楽しさ」を残した絶妙なバランスで、アメリカでは人気を誇っています。
コツを掴めば漫画のような変化球を投げられる
特殊な形をしたプラスチック製の非常に軽いボールを使用するため、死球でのケガのリスクも少なく、スピードが抑えられ直球も打ちやすくなっています。一見投手が不利なようにも見えますが、ピッチャーからホームまでの距離が7.3mと短いので四死球が出る事も少なく、ボールも変化しやすい形状をしているため、握りを少しズラすだけで大きく変化します。
コツさえ掴めばこのような野球ではありえない変化球を投げる事も可能です。
野球の「難しい部分」を解決したルール
基本的なルールは野球と同じですが、ウィッフルボールは1チーム5人で編成され、打球の飛距離によって塁打数が決まる点が野球と大きく異なります。
ホームベースからからおよそ7mおきに「シングルエリア(単打)」「ダブルエリア(二塁打)」「トリプルエリア(三塁打)」「ホームランエリア」が存在し、打球が落ちたエリアに応じて塁打数が決まります。
打者に走塁の必要が無いため守備側の難易度も低く、1チーム5人という人数のため頻繁に打順が回ってくる事もひとつも魅力と言えます。
グローブも広大なグラウンドも不要
野球やソフトボールをする際にネックとなりがちなグラウンドの問題ですが、ウィッフルボールでは30メートル四方、野球の内野程度のスペースが確保できれば十分に遊ぶことができます。また、ボールが軽く安全なためグローブもヘルメットも必要なく、気軽にプレーすることができます。
子供から大人まで野球の魅力を味わえる画期的なスポーツ
ウィッフルボール公式球はネットから簡単に購入できるので、みなさんもぜひ一度プレーしてみてはいかがでしょうか?