選手も指導者も読んでおきたい『野球人』桑田真澄の名言集
- 2016/8/25
- プロ野球
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野球選手はプレーが止まる1球ごとに『準備』『実行』『反省』というプロセスを繰り返します。このプロセスを毎回『やりきる』ことが大切。
1球1球間が取られるのが野球というスポーツ。その間は、前のプレーを振り返り、次のプレーを想定する時間になります。
桑田さんが現役時代マウンド上でつぶやいていたのも、反省をつぶやいていたのかもしれません。
人間は集中するときに声を出すでしょうか?針に糸を通す時に『さあ、行こうぜ』と言いますか?書道家が繊細な字を書く時に大声を出しますか?キャッチボールでは自分の身体感覚に耳を傾けてほしいのです。
キャッチボールでは声を出さない光景を見たとき、ほとんどの指導者は、口を揃えて『声を出していこう』と言うでしょう。
桑田氏は野球界の常識に対して、当たり前と思わずに疑問を持とうと投げかけています。
現役を引退してからも体を動かしていたので現役時代と変わらない動きができるようになります。選手たちに見せてあげることができます。
他の指導者と違うのはまだカラダが動くことでしょう。投手の信条は「アウトコース」と常々言っていますが、引退してからも思いのようにアウトコースにストライクが決まります。
これを見た選手たちは納得せざるをえないでしょう。「実際に見せて教える」のは究極の指導法です。
これをやったら劇的に上達するという方法はありません。だからこそ練習ではどん欲にコツコツ小さな努力を積み重ね続けていくしかありません。
勝つための特効薬はありません。昔、巨人時代『桑田ロード』という桑田選手がランニングをした道が獣道のようになって後が残っているというエピソードがあります。コツコツ努力を重ねることを、最も行った野球人の1人といえるでしょう。
明日から使える実践的な言葉ばかり
身長174cmと、決してプロの中では大きいとは言えない身体ながらも、努力を重ね、プロの世界の第一線で活躍し続けた桑田投手。そんな桑田さんの名言を、選手も指導者も胸に留めておきたいですね。
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