競技人口減で野球の未来が危ない?!あなたにも知ってほしい野球界の取り組み 

  • 2017/10/13
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危機感から野球メーカーが連携

野球関連業界がこの事態をいかに重く見ているのかが分かる一つの事例が、野球メーカー21社が連合し立ち上げた「野球・ソフトボール活性化委員会」、通称「球活」だ。野球・ソフトボールの普及振興呼び、その関連産業の発展を目的する社団法人である。2017年1月に立ち上がり、今年度はチケットプレゼントキャンペーンによる観戦促進や、Webサイト上での情報発信を主に行なっている。

代表理事の久保田氏(ミズノ株式会社)に今後の展望を取材したところ、「やはり野球の楽しさを実体験として伝えていく必要がある。本当はその部分も着手したい。今はまだ手探りだがその準備を進めている」とのことで、具体的な活動は来年度以降にはなるようだが、野球自体の活性化につなげるイベントや、プロ経験者等からの直接の指導なども視野に入れて考えているようだ。

その「球活」が先日視察したのが埼玉西武ライオンズ含む「PLAY BALL! 埼玉」主催の未就学児向けのイベントだ。

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球団初 埼玉西武ライオンズの未就学児への取り組み

2017年6月18日、和光市で、未就学児をターゲットにした「野球で遊ぶ」イベントが開催された。埼玉西武ライオンズ・埼玉アストライア・武蔵ヒートベアーズ(BCリーグ)・戸田中央総合病院メディックス(ソフトボール日本リーグ)の合同団体「PLAYBALL! 埼玉」の初イベント「親子キャッチボールイベント」である。

イベントは、ボールを上に放る準備運動から始まった。未就学児のちびっこには、まずはボールを手で扱う練習から必要になるのである。投球形式の練習・バッティングの練習を経て、最後は大人も混ざってのゲームを行い、盛り上がって終了。開始前にはサッカーボールで遊んでいた子どもも、終了後は配られたビニールボールでキャッチボールで遊んでいたのが印象的だった。

event

イベントでの一コマ。子供達は楽しそうに野球を学んでいた。

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子供は集中力が持続せず興味が逸れやすいため、遊びによって興味を惹き続ける必要がある。シンプルに実践できて、かつゲーム性がある、という設計にできるかどうか、が最も難しい。特にルールが複雑な部類に入る野球という競技をいきなり子供に理解させようとするのは無理がある。ライオンズでは、このイベントの前から、未就学児向けのイベントを試験的に実施してたきた。例えば、ゲーム形式の「遊び」を実施するにも、ちびっこたちの理解とスキルに合わせると、どのような形式・ルールがいいのか、何回かイベントを行いながら模索してきた。

担当の埼玉西武ライオンズ 別府氏は話す。「イベントで楽しんでもらえるようにはなりました。ただ、大切なのはその後野球を継続して楽しんでもらえるかどうか。外部団体との協力・連携も行いながら、進めてゆきたいです」

プロ野球界の子どもへの野球振興取り組みは、各球団それぞれである。広島東洋カープを除く各々の球団が、独自で試行錯誤を行なっているのが現状だ。特に積極的なのは、東京読売ジャイアンツ・東北楽天イーグルスそして横浜DeNAベイスターズである。少年向けの野球野球教室やイベントを開催し活性化を図っている。今回のライオンズのイベントは、未就学児を対象としたイベントとしては球団では初の試みであり、この動きは、今後少しずつ活発になっていくことが期待される。先日もベイスターズが「こども未来アクション」として未就学児向けのイベントの実施を発表した。

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