奥が深すぎてついていけない??私の経験した高校野球の『深い〜』習慣
- 2014/9/3
- 高校野球
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起源を知りたくなる習慣の数々
日本の高校野球には様々な習慣があり、ときには伝統化されていたりもします。あとで振り返ってみると「あれってなんのためだったっけ??」と思ってしまった習慣も。今回は筆者が知った・経験した奥深い習慣を思い出してみました。
グラウンドに深い挨拶
甲子園でよく見る光景ですが、どのグラウンドに入るときも球児たちは必ずグラウンドに頭を下げます。出るときももちろん挨拶をして、たまに挨拶をし忘れて帰った日は、後ろめたい気持ちになります。これは相撲で土俵入りする際にも行われることから、武道の精神を反映した習慣が起源かもしれません。神事として神聖な気持ちで取り組もうという儀式の一部といえるかもしれません。
年末の大掃除
大掃除自体はどの組織でもやると思います。高校野球のチームもちろんやるのですが、「野球部は学校の代表」という意識で、部室やグラウンドを掃除するだけでなく、学校中を掃除していきます。特に日本の場合は複数の部活動を選択できないので、野球が高校生活の大半の場になる生徒も多いことを考えると、野球というスポーツでの枠組み内だけでなく、教育面、生活面にも拡大した指導を入れてあげるべき、という考え方が作られてきたのかもしれません。
瞑想
真に効果のある瞑想を行おうとすると非常に高度な技術と鍛錬を必要としますが、あまり説明もなく『とにかく目を閉じて1分』みたいな取り組みだと時間を浪費するだけですし、瞑想の本当の目的・効果も理解できないままでしょう。私の学校では説明がなかったため、結果チームメイトの半分以上は目を開けていました。いや、目を開けて瞑想するという更に次のステージの瞑想を体現していたのかもしれません。
相手チームの監督に試合後にフィードバックを求め伺う
練習試合の後に相手チームの監督に意見・感想を求めにいきます。相手から見た自分たちがどう映るのか、そして他者の価値観を知って多様な価値観をもったチームにしていく。など期待できる効果は高いはずです。しかしほとんどのチームの監督は練習試合では相手チームのことはあまり見ていなかったりするので、結構テキトーな感想になりがちです。そしてせっかく聞きに来てくれたんだからということで今回の試合とは関係のない哲学・持論を語って聞かせてくれるありがたい監督さんも。そして残されたチームは長時間も場から取り残されるという図式ができあがりますが、そんな時にでも持て余した時間をニンテンドーDSで有効活用などはご法度です。
習慣を修正するのは大変
小さな習慣ひとつひとつを取り上げるとそれぞれ是非があるとありますが、いい習慣は残して、改善すべき習慣は改善していった方がいいのですが、習慣というのは非常に強い力をもち、なかなか変えられないものです。とりあえず昔から決まっているから、というだけで残ってきた習慣も多くあるはずです。
皆さんもなにか不思議な習慣、ありましたか??
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