どのチームが一番勝ってる?2000年以降 数字で見る球団の成果
- 2014/9/3
- プロ野球
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2000年以降、一番勝っている球団はどこ?
「このチームが強い」「自分が応援しているチームが最近調子悪い…」毎年行われるプロ野球のシーズン。お気に入りのチームの結果に一喜一憂し、火花が散らされる順位争いに手に汗握り、野球のある生活を楽しんでいると思います。
今回のテーマは「2000年以降、一番勝っている球団はどこか?」ということにスポットを当て、調査してみました。
それぞれの球団の2000〜2013年の14年間の勝敗を合計し、勝率を算出してみました。チーム名は現在のものですが、前身のチームの勝敗も含み、オリックス・バファローズは球団合併前のオリックス・ブルーウェーブ時代の成績を含加えています。また、東北楽天ゴールデンイーグルスは球団創設の2005年以降の成績となります。
2000〜2013年のチームの勝率ランキング!
- .542 読売ジャイアンツ(1081勝 849敗 63分)
- .539 福岡ソフトバンクホークス(1060勝 847敗 61分)
- .525 埼玉西武ライオンズ(1034勝 890敗 44分)
- .523 中日ドラゴンズ(1042勝 892敗 59分)
- .502 阪神タイガース(1001勝 934敗 59分)
- .494 北海道日本ハムファイターズ(973勝 947敗 48分)
- .484 東京ヤクルトスワローズ(964勝 970敗 60分)
- .483 千葉ロッテマリーンズ(951勝 955敗 62分)
- .446 東北楽天ゴールデンイーグルス(571勝 675敗 34分)
- .444 広島東洋カープ(886勝 1048敗 60分)
- .431 オリックス・バファローズ(849勝 1061敗 58分)
- .398 横浜DeNAベイスターズ(793勝 1147敗 54分)
2000年代のリーグ優勝・日本一回数ランキング
日本一
- 4回 読売ジャイアンツ
- 2回 福岡ソフトバンクホークス、埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズ
- 1回 北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、東京ヤクルトスワローズ、中日ドラゴンズ
リーグ優勝
- 7回 読売ジャイアンツ
- 4回 福岡ソフトバンクホークス、中日ドラゴンズ、北海道日本ハムファイターズ
- 3回 埼玉西武ライオンズ
- 2回 阪神タイガース
- 1回 千葉ロッテマリーンズ、大阪近鉄バファローズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、東京ヤクルトスワローズ
勝ち続けること、そして頂点に立つことの難しさ
12球団中、5割を超えているのは5チームのみ。スター選手のメジャー挑戦や若手の台頭など選手の入れ替わりがある中で、安定した成績を残すことの難しさを物語っています。近年の通算成績で上位のチームの実力を持ってしても、日本一への道は非常に険しいものです。直近14年で日本一となったチームは8チームもあり、1990年から1992年に西武ライオンズが3連覇を成し遂げて以降、同一チームの連続日本一はありません。
今年のシーズンの戦いは?
2014年シーズンの首位争いを牽引しているのは、2000年代の通算成績でも上位を争う読売ジャイアンツと福岡ソフトバンクホークス。しかし、2000年代の通算成績では下位に甘んじた広島東洋カープとオリックス・バファローズが、9月1日時点で両リーグの首位に1.5ゲーム差の2位と僅差につけています。横浜DeNAベイスターズも、初のクライマックスシリーズ出場を十分に狙える4位に付けています。広島東洋カープ、オリックス・バファローズ、横浜DeNAベイスターズの3チームが2014年のプロ野球全体を盛り上げる存在となっています。
予測できない?だから面白い!
毎年、優勝予想が行われますが、毎年、予想外の番狂わせが起きるものです。今回の調査では予想できないようなドラマを毎年ファンに見せてくれるプロ野球。今回の数字は単に、ドラマを演出するためのものなのかもしれません。
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