スーパー1年生!甲子園「最後の夏」を支えるルーキー10人
- 2014/8/8
- 高校野球
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甲子園の主役級
「最後の夏」を甲子園で迎える3年生を支える1年生たち。稀に、スーパー1年生と称され、夏の甲子園の主役をさらう選手達もいる。そんな歴代のスーパー1年生と、この夏に開催される 第96回大会注目の一年生をピックアップしてみた。
過去のスーパー1年生
坂本佳一(東邦)
中学まで打者の経験しかなかったものの、東邦の阪口監督に見込まれ投手に転向し、1年生でエースとして活躍。チームを準優勝にまで導いた。華奢な身体で懸命に投げる姿と笑顔から、「バンビ」の愛称で人気を呼んだ。
荒木大輔(早稲田実業)
1年夏から早実のエースとして活躍する。初めての夏の甲子園でいきなり当時の優勝候補であった北陽を相手に1安打完封勝利。そこから44回2/3を投げ、1点も取られない快投。決勝で横浜に4-6で惜しくも敗れ、準優勝に終わるが、甘いマスクと見事なピッチングで一年生ながら大フィーバーを巻き起こした。
桑田真澄(PL学園)
1年生で背番号11を背負い、事実上エースとして夏の甲子園に登場。準決勝では、当時夏春夏の甲子園3連覇を目指していた池田高校を完封。続く決勝も横浜商業を下し、15歳にして甲子園優勝投手となった。(学制改革以降最年少記録)試合後に、「あと4回、甲子園に来て全部勝ちたい」と宣言した。
清原和博(PL学園)
1年夏から4番に座り、1試合で23打数7安打5打点。甲子園で始めてのホームランは決勝の横浜商戦と、この時から既に抜群の勝負強さを誇っていた。
中田翔(大阪桐蔭)
5番一塁のレギュラーとして1年夏から夏の甲子園に出場。デビュー戦となった春日部共栄戦では、元巨人の辻内をリリーフし、最速146キロをマークするなど、4回1/3を1失点に抑える好投。そして、バッティングではレフト中段に勝ち越しホームランを放ち、チームを勝利へと導いた。
伊藤拓郎(帝京)
1年春から公式戦に登板。一年夏の甲子園にも背番号18でベンチ入りすると、3回戦の九州国際大付高戦で148km/hを記録。中田翔の1年生最速記録を更新した。
松本剛(帝京)
1年春からベンチ入りし、守備力と俊足を買われ遊撃手のレギュラーとして第91回大会に伊藤拓郎と共に出場を果たす。名門帝京の1年生コンビとして全国にその名を轟かす。二回戦の敦賀気比戦では2盗塁。
今大会注目の一年生たち
藤嶋健人(東邦)
144キロの速球を武器に、愛知決勝で11奪三振2失点の好投で優勝投手となり、チームを甲子園へと導く。「バンビ2世」として一躍脚光を浴びる。
今村大輝 大江竜聖 (二松学舎大付)
二松学舎大付の初の甲子園出場の原動力となった1年生コンビ。帝京との東東京大会では今村は同点3ランホームランを放ち、大江は6回途中からリリーフし、1失点の好投。バッテリーとして東東京初優勝の瞬間を味わった。
国光瑛人 (明徳義塾)
高知県予選ではマウンドに登っていないが、馬淵監督が「将来は野球で飯が食えるぐらいの素材」と絶賛する最速141キロ右腕。連戦の中で登板の機会も示唆されており、甲子園でのデビューが待ち望まれる。
急に現れる予想不能なスーパー1年生たち
いつの時代もさっそうと現れるスター選手。特にスーパー1年生は半年前まで中学生だったということもあり、事前情報が特にない状態でいきなり世の注目をさらうような活躍を見せます。
あなたの印象に残る「スーパー1年生」は誰ですか?そして、今夏の甲子園で1年生の活躍は見られるのでしょうか。
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