あなたが『懐かしい!』と思うスタイルはどれ?−野球用品の昔と今

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野球界の『懐かしき』時代の移り変わり

ファッションも音楽も常に新しくなり、時代を彩ったものは数年後には懐かしいと言われるようになります。そしてそれは野球界にも同じく当てはまります。

今回は「野球用具の今昔」と題し、ユニホームやグラブ、バットなどが時代とともにどのように変化してきたかを振り返っていきたいと思います。

 

アンダーシャツ:U首からハイネック、そしてピチピチの超タイトへ

今と昔の野球の姿を比べた時、一番最初に目につくのは、アンダーシャツでしょう。

 

1.元祖U首七分袖アンダーシャツ

懐かしいですね、子供ながらにウルトラマンっぽいなとか思ってました。今も押入れに眠っています。。

 

2.丸首半袖

これは非常にスタンダードなタイプでこのまま上のユニフォームを着ずにウォーミングアップなどできるので、重宝します。胸にチーム名や自分の苗字を入れてみたり、背中に思い入れのある言葉なんかをプリントしてみたりして独自のカスタマイズをしたりと、高校時代は楽しめました。

 

3.タートルネック ノースリーブ

これの流行りのきっかけは松坂選手の甲子園でのフィーバーあたりからでしょうか?今思うと首をあったかくして、でも肩から先は冷やしたいのか…?、と今となってはツッコミどころ満載のなんとも奇妙なものでした。秋物婦人服ではこうしたファッションは今も見かけますが。。

 

4.ウルトラフィット

これは元々アメリカンフットボールでギアの下に着るものとしてアンダーアーマー社が開発したものをメジャーリーガーが野球にも流用し出したのがきっかけでした。店舗での巨大なムキムキのマネキンが威圧的にこれ見よがしにアピールしてくるその姿に「ここまでの筋肉美がなければ着てはいけない」と言われてるようで、ちょっと気が引けてしまいますので、街の小さなスポーツ店でこっそり買うようにしています。。今は各社メーカーからも発売され、特殊素材やデザインカットなどで競争が激化している真っ最中でもあります。

 

ユニホームのパンツ:ハイソックスからピチピチタイト、そしてワイドストレートへ

 

1.オールドスタイル

ストッキングを見せるスタイルで、改めてその機能性や格好良さが見直されるようになり、逆に今このスタイルでユニフォームを着ている選手が結構います。

 

ストッキング伸ばし上げスタイル

バンドで留めたり、折り曲げたりして、ストッキングが下がってこないようにしていました。ストッキングに足を保護する役割は全くありません。

 

ロングスタイル

今や違和感なくプロ野球選手を筆頭にロングスタイルのユニホームのパンツを履くようになり、草野球ですら日常の光景となっています。ピチピチでタイトなこのロングスタイルを最初に取り入れたのはあの落合博満選手。中日時代にチームメイトの宇野勝と共に始めたといいます。巨人時代はずっとロングスタイルでした。近年の日本のプロ野球は長らくこのスタイルでした。

 

バギーストレートスタイル

メジャーリーガーが始めたこのワイドストレートスタイル。最初は裾をスパイクのカカト部分に引っ掛けて履いていた最初はだらしないと否定的な意見が多く、当初チームによっては方針として認められていなかったこともありましたが、今や皆履いています。足が長く見える効果もあってか、現在は最も多くの選手が履いている主流のスタイルです。

 

バット:木製から金属、そして特殊素材『ボンッ』へ

1.木製バット

今もプロや大学、社会人野球では木製バットを使用しています。野球の原点とも言える木製バットですが、森林資源の減少によりアオダモなどのバットに適していたとされる素材の入手が昨今は難しくなっています。

 

2.金属バット

少年野球から高校野球まで幅広く使われている金属バット。木製バットよりも耐久性が高く、反発係数も高いので飛距離も出ます。技術競争によって純金属ではない更に軽いカーボン製のバットも登場しました。『カキーン』という打撃音を聞くと、野球感が出ますね!

 

3.特殊高反発バット

ビヨンドという商品名がこれら特殊高反発バットの代名詞にもなってしまったほど、業界全体に強烈なインパクトがありました!現在はFRP製が主流のようですが、各社一斉に新製品を投入してビヨンドの牙城を崩そうとするも、まだまだその壁は厚そうです。音も『ボンっ』という独特の音になり、金属バットの『カキーン』に馴染みのある世代からするとちょっとなんだかな、と思う方もいると思いますが、製品としては素晴らしい進化です。

 

 

グラブ:ロゴも一新 MIZUNOは『M』マークから『ランバード』マーク

1.赤カップマーク

MIZUNOロゴがなんとも懐かしく、そして当時憧れの選手たちが使っていた赤カップマーク。硬式用は赤カップ、軟式用は青カップ、ソフトボール用は緑カップとそれぞれ一目でわかるようになっていました。当時のグラブはすぐに使えるものではなく、準備に時間を要して徐々に徐々に型を作っていきました。

赤カップマークのついたグラブは限られた人しか使えないということもあって、当時の野球少年ならず現役プロ選手たちからの憧れ感も強かったとのことです。

当時を知らない若い人にとってはちょっとしたレトロ感が逆に新鮮に感じるかもしれませんね!

 

2.初代Mマーク

ミズノと言えばこのMマーク!というほどミズノのグラブに一躍有名にした代表的なロゴマーク。今もミズノといえばこのマークをイメージする人も多いのでは?

 

3,ランバード(グローバルエリート)

現在のミズノブランドはランバードマークとなっています。最新のテクノロジーを次々と投入し、購入してからすぐに使えるほどに使い勝手のいい馴染みの早い一品となっています。

 

これらのグラブのロゴを見て「懐かしい!」と思う世代と、「新しい!」と感じる世代とでミズノブランドの印象は違って見えているかもしれません。日本を代表し、今や世界にもその名が轟く野球メーカーのミズノも時代とともにロゴは変化してきました。

 

本当に良いものは時代が変わっても見直される

ユニフォームの着こなしスタイルで、過去のスタイルであるオールドスタイルが見直され、今逆に「新しい」と思う選手を中心にこの現代に取り入れてられています。「懐かしい」と感じるスタイルの違いで、それぞれの世代の違いが見えてくるのも面白いですね。ここ30年の間にも、『野球』という競技自体は変わらずとも、それを支える道具は日に日に変化しています。

しかし、逆を言えば、懐かしめる変化を振り返ることはきっとあなたにあの頃の思い出を蘇らせてくれるひとつのきっかけになるでしょう。

 

あの憧れの赤カップマークが限定で復刻!

なんとあの憧れの赤カップとMマークのグラブが限定販売されます。

詳細ページ▼
www.mizunoballpark.com/products/world-win/

期間限定の予約販売となるので、気になる人は急いだ方がいいかもしれません!

 

皆さんにとっての懐かしい道具は何ですか?

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吉田 将来

投稿者プロフィール

GiGAthlete inc. Marketing

2006年夏の甲子園決勝再試合。
斎藤佑樹投手に憧れ、早稲田実業硬式野球部に入部。
2年秋からマネージャー兼助監督

大学1年時から株式会社ギガスリートにインターンとしてジョイン。
草野球リーグG-LEAGUEの飛び込みグラウンド営業や、
野球特化メディアの運用・記事執筆を担当。

大学卒業後、ギガスリートに新卒入社。

現在は、ビヨンドマックス ホームラン競争 企画・動画制作も行なっています。

Twitterでは、野球に関する様々な情報・意見もつぶやいています!
https://twitter.com/my_fyutya
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