「全ては勝利のために」オレ流野球論&組織論が凝縮!21の『落合語録』
- 2015/7/3
- プロ野球
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天才打者にして名将
3度の三冠王に輝いた落合博満氏は、監督としても指揮をとったすべての年でAクラス入りを果たし、4度のリーグ優勝。2007年には日本一にも輝いた名将。
勝利のために「オレ流」と呼ばれた持論を貫いた落合監督。その「オレ流」野球論、そして組織論が凝縮された落合語録をご紹介します!
働き場を与えれば、人は動く。
信じて投げて打たれるのはいい。信じて投げて打たれたのなら、それは結果。一番いけないのは、やる前から打たれたらどうしようと考えること。
良い時も、悪い時も同じ態度で接してくれた人だけ信じられんだ。そういう人と一生つきあっていきたい。
最も厄介なのは、言葉は悪いが、感覚や時の勢いだけで物事に取り組む人だ。そんな勢いは決して長続きしないことを覚えていてほしい。
素振りを1本でも多くやったヤツが、勝つ世界。
予期しなかったことが起きたときの表情に、その人の人間性を見ることができる。
40本塁打してくれる大砲が貴重な戦力なら、送りバントを100パーセント決めてくれる選手も大切な戦力だ。
はじめにマイナス思考で最悪の結果を想定し、そうならないような計画を立ててから組織や集団を動かす。そして、全体の流れが軌道に乗ってきたと見るや、プラス思考に転じて攻めて行く。
悪いとわかっていても、人間がどうしても捨てられないものに先入観がある。
理由をきちんと説明して納得させることができれば、どんな選手にも正しくやらせることができる。
最終的にこうなってくれればいいという形を示し、その人にあったやりやすい方法を探す。方法論は何も一つだけではない。
監督の私がすべてのことに首を突っ込むわけにはいかない部分もある。だからこそ、私が信頼して任せられるだけの人材を妥協せずに集めたい。
人間がやること。何でスーパーマンみたいなことを期待するかなあ。
一番ブーイングを受ける場所、一番嫌な役割っていうのは、監督がしなきゃいけない。
いつもいつも言うけど、結果論であーだこーだ言われたら、何もできなくなる。最善の手を打って、駄目なら仕方ない。選手は一生懸命やってるんだから。結果論では野球ができない。
基本に忠実に、普通のことを普通にさせた。見る方はつまらないかもしれないが、それが上達の一番の近道。
欠点を直すこと、それはよい部分が失われることでもある。
うまくなるヒントは、なんぼでもその辺に落ちている。
本当にその選手を育てたいと思ったら、
「負けるなら負けてもいい。この試合はおまえに任せた」
と言ってやるのが大切。
現実的には無理だとわかっていようが、
「うちは優勝を狙います。それだけの戦力はある」
と外に対して言えるのが、真の指導者なのだ。
野球をとことん考え尽くし、勝利をとことん追求した落合博満監督。そんな落合監督でも、
何年たっても野球は分からない。いつになったら分かるのかな。
と語る野球の奥深さにも感服しますね。あなたはどの落合語録が沁みましたか?
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