甲子園を沸かせた剛腕はどうしてる?!伊藤拓郎と北方悠誠の歩んだ道を追ってみた
独立リーグで再起を誓う
伊藤拓郎
戦力外を経験し、トライアウトでも声がかかることのなかった伊藤選手ですが、そんな時に声をかけたのは元チームメイトのアレックス・ラミレス(現DeNA監督)でした。
当時、BCリーグ、群馬ダイヤモンドペカザスのシニアディレクターを務めていたラミレス氏が
絶対に戻れるからまた頑張ろう。
と声をかけ、入団。
当初はNPB復帰への足掛かりと考えていましたが、最近ではとりあえず群馬で優勝。たいう考えになり、トライアウトを受けることよりも第一に優勝、それがトライアウトへの調整にもなると考えているそうです。
昨年、12月から参加したウィンターリーグで手応えをつかみ、一時球速は146キロまで回復。
今はただ148キロを超えたい。
当時を自分のベストと語る伊藤選手。その当時の自分を超えるための伊藤選手の挑戦は続きます。
北方悠誠
ソフトバンク退団後はBCリーグ群馬ダイヤモンドペカサスに入団しましたが、元々の制球難が治らず、投球回9.2回に対し17四死球で退団となってしまいました。
その後は、愛媛マンダリンパイレーツのテストを受け、合格。8月の上旬に行われたホークス三軍との試合で登板し、一回を1安打無失点。課題の四死球もなく本人も納得の再出発となりました。リーグ戦では球速も150キロをマークしています。
そんな北方選手が目指すのはNPBへの復帰のみ。全体的な制球と変化球の精度を課題に掲げる北方選手。一時は158キロも出した素材。最大の課題となっている制球難を克服した時、北方選手がNPBのマウンドで輝いているかもしれません。
もう1度NPBで輝けるか
1度は挫折を味わったプロの舞台。伊藤選手はプロへ入った時よりも球速はだいぶ戻ってきており、本人の目標とする150キロを超えた時、古巣であり元チームメイトのラミレス氏が監督を務める横浜DeNAベイスターズなどを中心にNPBから声がかかる可能性もあるでしょう。まだまだ歳も若く、怪我さえしなければ150キロまで成長するのは大いに考えられます。
北方選手はスピードなら今すぐ、NPBの中継ぎで活躍出来るレベル。課題とされている制球次第となってきます。完全に改善と難しい上に、本来の持ち味であるスピードを失ってしまいそうなので、少し荒れ球くらいが1番北方選手には合っているかもしれません。
いずれにせよ、大きな可能性を秘めているには違いない選手。彼らが再びNPBの舞台で活躍するのを多くのファンが待っています!
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