初見で打つのは至難の技!?左のアンダースローにステップ投法、メジャーの変則投手たち

  • 2017/6/23
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サイドスローといえば日本の投手のイメージ?

「変則投手はメジャーで成功する」

そんな考えをお持ちの方も多いのではないでしょうか。160キロ以上の球速を誇る投手がひしめくメジャーリーグにおいて、日本のサイドスローやアンダースロー投手を始めとした変速派投手が通用するのではないかというものです。

実際に、2011年に元日ハムの建山義紀投手がレンジャーズに移籍したときは「メジャーにほとんどいないサイドスローだから活躍しそうだ」という声が多かったのに対し、当時ヤクルトの五十嵐 亮太投手がメッツに移籍したときは「五十嵐の球速では通用しない」という意見もありました。

ただ、本当にその理論は果たして正しいのでしょうか?イメージ通り、メジャーリーグにはサイドスローやアンダースローの投手は少ないのでしょうか?

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意外といる!メジャーの変則派投手たち

力と力で勝負するイメージが強く、日本に来る外国人投手のほとんどがオーバースローの速球派であるため、「メジャーに変則派投手が少ない」というイメージが日本で定着してるようですが、実はメジャーにもサイドスローを始めとする変則投手が多く活躍しています。

世にも珍しい左のアンダースロー マイク・マイヤーズ(ヤンキース、他)

1995年~2007年にかけて800試合以上に登板したリリーバー、マイヤーズ。日本でも過去にほとんど存在しなかった左のアンダースローから、ストレートと直球のコンビネーションでメジャーの強打者たちを幻惑しました。日本のアンダースロー投手と違い、ステップ幅は狭く一塁側に大きく踏み出すのが特徴的です。

  • 通算成績(13年)883試合 25勝 24敗 14セーブ 104ホールド 防4.80

サインを覗く姿が特徴的 クレイグ・キンブレル(レッドソックス、他)

浮き上がるような豪速球を武器に、2016年シーズンまでにメジャー通算256セーブを積み上げたクローザー、キンブレル。サイド気味の腕の振りや、投げ終わった後に大きく一塁側に倒れ込むようなフォームも特徴的ですが、一際目立つのは両腕をアルファベットの「W」のように広げてサインを覗き込む仕草で、観客から真似されるなど、非常に特徴的です。

  • 通算成績(7年)412試合 21勝 18敗 256セーブ 防1.86

ステップ投法 カーター・キャップス(マーリンズ、他)

最速101マイル(161キロ)の速球とナックルカーブを武器に高い奪三振率を誇るリリーフ投手で、なによりも特徴的なのは投球時のステップ。左足を踏み出す際に軸足となる右足でステップする、一見すると二段モーションにもとられかねないフォーム です。

  • 通算成績(4年)118試合 4勝 3敗 23ホールド 防3.99

WBC準決勝で筒香を打ち取った右のサイドスロー パット・ネシェック(フィリーズ、他)

小さなテイクバックのサイドスローから速球を繰り出すベテランリリーフ投手。元はオーバースローだったそうですが、ケガが原因で今のフォームになったそうです。WBCではアメリカ代表にも選ばれており、準決勝では日本の4番、筒香をライトフライに打ち取り、逆転ムードに沸く日本のファンを落胆させたのは記憶に新しいですね。

  • 通算成績(10年)423試合 28勝 19敗 7セーブ 108ホールド 防2.93

今回は4選手を紹介しましたが、メジャー30球団、そしてマイナー・独立リーグのチームも数多くあるアメリカ。まだまだたくさんの、そして見たことのないような投げ方のピッチャーがいます。

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日本の変速派投手、中後悠平。今後の活躍に期待!

上記の通り変速派投手は多く活躍しているものの、30球団もあるメジャーリーグでは対戦する機会も少なく、やはり貴重な存在となっているようです。

日本人では現在、左のサイドスローである中後悠平投手(元ロッテ)が、ダイヤモンドバックスのマイナーで、メジャー昇格を目指して奮闘しています。

日本では制球を乱すことが多く、思うような活躍ができませんでしたが、渡米後は徐々に制球力にも改善が見られており、2016年は3Aの公式戦で13試合連続無失点を記録するなど、メジャー昇格まであと一歩のところまで迫りました。2017年は2Aからスタートし、5月時点では好調を維持しています。今後の活躍に期待したいですね。

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斎藤孝博ライター

投稿者プロフィール

プロ野球記事を中心に執筆しています。
バックパッカーとして世界を放浪していた経験があり、キューバやドミニカ共和国の子供に野球を教えていました。


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