坂本、山田、大魔神…もう『はずれ』なんて言わせない!『はずれ1位』から大活躍した選手たち
- 2015/8/11
- プロ野球
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大ブレイクした山田も実は『はずれはずれ1位』だった?!
トリプルスリーほぼ確定のヤクルト山田哲人選手、このまま三冠王、そしてリーグ制覇、さらには日本一をも狙うこの快進撃。この山田選手、実はヤクルトが『はずれはずれ1位』で指名した選手だったのです。斎藤佑樹投手、塩見貴洋投手を抽選の末に逃し、3回目の抽選でようやく山田選手の交渉権を獲得したという経緯がありました。その山田選手は、2015年のシーズン、大記録達成がかかり、今後の更なる活躍にも期待がかかります。
『はずれ1位』選手が当初1位獲得を予定していた選手にも負けない活躍を果たした例は、過去にもありました。そんな『はずれ1位』選手の活躍を振り返ってみました!
1980年 広島
- 1位指名 原辰徳選手 (東海大) →巨人へ
- はずれ1位指名 川口和久投手 (デュプロ)
川口投手は、ジャイアンツキラーとして33勝を挙げるなど、通算139勝をマーク。1991年には12勝と最多奪三振に輝く活躍でリーグ優勝にも大きく貢献しました。
1982年 巨人
- 1位指名 荒木大輔投手 (早稲田実) →ヤクルトへ
- はずれ1位指名 斎藤雅樹投手 (市立川口)
斎藤投手はサイドスローに転向後、MVP1回、沢村賞3回、最多勝5回、最優秀防御率3回というまさに「平成の大エース」と呼ばれる活躍を見せます。
1989年 大洋
- 1位指名 野茂英雄投手 (新日鉄堺) →近鉄へ
- はずれ1位指名 佐々木主浩投手 (東北福祉大)
ストレートとフォークボールを武器に、佐々木投手は抑え投手として1998年に横浜を38年ぶりの日本一へと導きます。通算381セーブを挙げ、「大魔神」の名を日米に轟かせました。
2006年 巨人
- 1位指名 堂上直倫選手 (愛工大明電) →中日へ
- はずれ1位指名 坂本勇人選手 (光星学院)
坂本選手は2008年、若干19歳で開幕スタメンを果たし、その後は全試合フル出場でチームの日本一に大きく貢献します。という史上最年少記録(25歳5ヵ月)での1000本安打、オールスターも7年連続出場を果たすなど、球界を代表する選手となっています。
どの選手も、「『はずれ1位』という表現を変えた方がいいのでは?」という活躍を果たした選手ばかり。来季はどの選手が大ブレイクを果たすのか、非常に楽しみですね!
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