意外な展開!?一体どこへいく?折れたバットの第2の野球人生
- 2014/8/31
- 用具・ウェア
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折れたバットその行く末は?
木製バットは年間で約10万本以上のされて消費されていると言われています。木製バットは、ひびが入ってしまったり、折れてしまっては使用することは出来ません。そんな折れて使用することが出来なくバットは、どこへ向かっているのでしょうか?以前は焼却処分されることが多かった折れたバット。しかし、近年ではバットも「第2の野球人生」を送っているとのこと。その行方を追ってみました。
破損バットの変身〜兵左衛門の取り組み〜
兵左衛門という箸メーカー企業が、バットの再利用商品をユニークなネーミングで数多く販売しています。
「かっとばし!!」:箸。持ち手が木製のスプーンやフォークも販売されています。
「ブルぺん」:持ち手が木製のボールペン
「ベンチ」:箸置き
「すべりこみ」:靴べら
兵左衛門のバット素材を再利用した商品の売上の一部は「アオダモ資源育成の会」を通じ、アオダモの植樹・育成に使用されるそうです。バットのリサイクル活動により、アオダモの資源保護と新たなバットの生産に役立てる。まさに、バットの第2の野球人生は、未来の野球のために捧げられていくのです。
引退記念品に折れたバットで出来た椅子!?
ニューヨーク・ヤンキースで通算652セーブを挙げる活躍をしたマリアノ・リベラ投手は昨年度のミネソタでの引退セレモニーの際に、敵チームであるツインズから折れたバットで作られた椅子をプレゼントされました。リベラ投手は現役時代、高速カットボールを武器に打者のバットを幾度となく粉砕してきました。その圧倒的なピッチングを称えて記念品として授与されたのです。「ブロークン・ドリームス」と名付けられたこの椅子。これもまた、洒落たリサイクルであると言えるでしょう。
想い出のバットをサングラスのフレームに!
スポーツ用品メーカーであるルイスビル・スラッガー社がアメリカのアイウェアブランドであるShwoodと手を組み、使用していない想い出のバットを、サングラスのフレームとして使用し、オシャレなサングラスとして蘇らせるプロジェクトを行っています。元々バット作りを中心に創業し、ルイスビル・スラッガー社。創業130年を記念してバットのリサイクルを企画したのです。愛用していたバットが、サングラスに姿を変え、暮らしの中で再び持ち主の愛用品として帰ってくるのです。
知ろう!広めよう!
野球は他のスポーツに比べ、道具によって資源を消費するスポーツだといえるでしょう。そんな野球を楽しむ私たちが、今後も野球を楽しむためには、資源の使い道も少しだけ頭に入れておく必要があります。使い終わったバットの有効活用を知り、そして多くの人に広めていくことで、野球界での資源の有効活用の流れが大きくなっていくでしょう。機会があればボールのその後も調べてみたいと思います!
もし何か良いリサイクル活動のアイデアがあれば教えてください!
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