2015年春秋連覇!名門 早稲田大学の強さの秘訣は”甲子園”にあり!?
小島和哉:浦和学院
高校時代
名門 浦和学院では1年夏からベンチ入りを果たしています。1年秋からエースとして、11試合76回と3分の2を投げ、フル回転しました。2年春のセンバツでは全5試合に先発し、準決勝、決勝で1失点完投勝利を挙げて、チーム初のセンバツ優勝に貢献しました。
2年夏の県大会を公式戦21連勝の無敵の戦いぶりで突破。春日部戦でノーヒットノーランを記録しました。自身2度目となった夏の甲子園ではいきなり、神宮覇者の仙台育英と対決。10失点を喫しながら、9回途中まで投げるも足を攣ってしまい降板。チームもサヨナラ負けとなりました。高校野球ファンにとっても記憶に残る大熱戦でした。
借りを返したかった3年夏は、まさかの3回戦敗退で甲子園を逃しましたが、日本代表入りし、U18アジア選手権準優勝に貢献。
大学進学後
1年春からいきなり3勝をマーク。続く1年秋も3勝無敗と大活躍し、早大の先発枠を勝ち取っています。140キロ台の速球を上手く制球し、内角を攻めれる投球が持ち味の左腕です。
石井一成:作新学院
高校時代
作新学院では2年夏の甲子園で打率.350をマークし、同校49年ぶりのベスト4入りに貢献。2回戦の唐津商戦では横浜DeNA1位指名を受けることになる剛腕、北方悠誠選手から左中間適時二塁打を放っています。
新チームではキャプテンを任され、3年夏の甲子園にも出場を果たしています。初戦の仙台育英戦で、二塁内野安打を放った際に一塁到達タイム4.17秒をマークし、打って守って走っての三拍子揃ったショートとして注目を集めましたが、プロ志望届は出さず、早大に進学しました。
大学進学後
早大では早くもその実力を発揮し、1年春から6試合に起用され、慶大2回戦で二塁打を放ちました。3年春にレギュラーを掴み、打率.333、1本塁打、7打点でベストナインを獲得。全国大会でも3年春の選手権優勝、3年秋の明治神宮大会準優勝に貢献しました。4年時から早大のキャプテンとなりました。
中澤彰太:静岡
高校時代
強豪 静岡高では1年夏からベンチ入り。1年秋からサードとしてチームを引っ張り、2年夏に甲子園出場を果たしています。甲子園は初戦で習志野に敗れるも、予選での打率は.350、1本塁打、7打点と2年生とは思えない活躍を見せました。
新チームから3番センターで、秋春連続の東海大会出場を果たしました。3年春の桐光学園との練習試合では、現在の楽天イーグルスの守護神 松井裕樹選手からソロホームランを放っています。3年夏は4回戦で敗れ、甲子園はなりませんでした。
大学進学後
1年春からリーグ戦に出場。1年春こそ7試合7打数ノーヒットも、1年秋からセンターでレギュラーを掴み、立教大のドラフト候補右腕 澤田圭佑選手からソロホームラン、2年春には、後に横浜DeNAに指名される法大の石田健大選手から3ランホームランを放っています。50メートル5秒9の俊足を生かした守備と鋭い打球を放つ俊足巧打の好打者です。
強さの秘訣は”甲子園球児”
今回挙げた選手たちに共通していることは、全員が甲子園を経験していることです。全国の高校球児のほとんどが”甲子園”を一つの目標として、汗を流しています。下記の選手は甲子園に出ることが当たり前と言われる、名門校の中心となる4番、エース、キャプテンとしてチームを引っ張り、プレッシャーに打ち勝って甲子園を勝ち取っています。並々ならぬプレッシャーに負けない心は早大に進んでも変らず、トップレベルの高校で磨いた力を発揮し続けています。
”WASEDA”の時代をもう一度!
将来プロ野球でも活躍が期待される5選手の今後に期待!
2016年秋、強力なライバル達がひしめく東京六大学リーグで勝ち続けるには、紹介した5選手の活躍があってこそだと思っています。当時から高い能力を見せ、甲子園も経験した選手達が早大でさらなるレベルアップを見せています。大学でもその力を伸ばし続けられるのは、高校時代の経験があってこそでしょう。150キロ右腕や完成度の高い左腕、高校通算23本塁打&俊足巧打、センバツ優勝投手。高校でも輝きを放っていた選手達。将来的にはプロ野球でも活躍していく力を持っている選手達。名門 ”WASEDA”の看板を背負って、大学でも輝きます。
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