150キロ超えはもはや当たり前!?剛速球で甲子園を沸かせた7人の「超高校級ピッチャー」たち

  • 2014/8/19
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衝撃の球速表示150km/h

長い歴史を誇る甲子園で、数多くの名選手が登場してきました。どの時代にも記憶に残る活躍を見せた選手たち。今回はその中でも衝撃の球速表示と快投で「甲子園を沸かせた21世紀の超高校級剛球投手」をピックアップしてみました。


 

寺原隼人 日南学園

3年夏の宮崎予選でノーヒットノーランを記録し、日南学園を3回目の甲子園出場に導きました。3回戦の玉野光南戦では、松坂大輔投手の151キロを抜き、当時最速となる154キロをマーク。メジャーのスカウトのスピードガンでは157キロを計測したと言われています。

辻内崇伸 大阪桐蔭

3年夏の1回戦となった春日部共栄戦で、甲子園の場内表示152キロをマーク。オリックスの球団スカウトのスピードガンでは国内のサウスポー投手最速となる156キロを記録したと言われています。2回戦の藤代戦の大会タイ記録となる19奪三振を含め、当時歴代2位の大会通算65奪三振の活躍でチームをベスト4に導きました。

田中将大 駒大苫小牧

リリーフで登板した2年夏の決勝では、2年生最速記録となる150キロのストレートで最後の打者を三振に抑え、2連覇に大きく貢献。早稲田実業との歴史的な決勝となった3年夏は惜しくも準優勝に終わりました。しかし、最速150キロのストレートと、切れ味鋭い縦スライダーを武器に、甲子園では12試合に登板し、8勝無敗。リリーフ登板が続いた3年夏の大会でも、チームを勝利に導くピッチングを見せました、まさに常勝校のエースにふさわしい活躍でした。

佐藤由規 仙台育英

3季連続出場となった3年夏の甲子園、智辯学園戦で155キロをマーク。当時成田の唐川選手、大阪桐蔭の中田選手と共に「高校ビッグ3」と呼ばれ、この年の日米親善試合では157キロを自己最速を更新しました。


菊池雄星 花巻東

3年春のセンバツで、初戦の鵡川高校戦で9回1アウトまでノーヒットノーランの快投。惜しくもこの試合は2安打完封に留まりましたが、2回戦の明豊も完封に抑え、2試合連続完封。惜しくも決勝で破れるも、最速152キロのストレートとチームを勝利に導くピッチングで知名度は全国区となりました。3年夏は東北高校戦では自己最速となる154km/hをマークし、大阪桐蔭の辻内投手が持つ左腕最速記録を更新しました。花巻東はこの夏、岩手県勢では夏の甲子園41年ぶりのベスト8という結果を残しました。

今宮健太 明豊

現在遊撃手として活躍している今宮投手。高校時代は身長173cmと小柄な体格ながら全身のバネを駆使し、投手としても活躍しました。3年夏の準々決勝の花巻東戦では154キロをマークしました。

藤浪晋太郎 大阪桐蔭

2012年春夏連覇を果たした大阪桐蔭のエース藤浪投手は、春のセンバツでは全5試合で150キロ計測し優勝。夏の決勝では、153キロのストレートを中心に14奪三振無失点で、2日連続完封という快投で史上7校目の偉業を成し遂げました。甲子園での通算成績は、9連勝、76回で90奪三振、防御率1.07、そして登板した全試合で150キロ以上をマークするという驚異のピッチングでした。

2年生史上最速など他にもまだいる豪速球投手

昨年2年生史上最速をマークし、センバツ準優勝投手となった済美の安楽智大投手や、1年生最速の148キロをマークした帝京・伊藤拓郎投手など、まだまだ豪速球を武器に活躍をした投手はたくさんいます。近年、科学的なトレーニングの浸透、栄養面での充実化、などでどんどん高校選手のレベルが上がってきています。


今年はどんな超高校生級選手に会えるのでしょうか!?

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吉田 将来

投稿者プロフィール

GiGAthlete inc. Marketing

2006年夏の甲子園決勝再試合。
斎藤佑樹投手に憧れ、早稲田実業硬式野球部に入部。
2年秋からマネージャー兼助監督

大学1年時から株式会社ギガスリートにインターンとしてジョイン。
草野球リーグG-LEAGUEの飛び込みグラウンド営業や、
野球特化メディアの運用・記事執筆を担当。

大学卒業後、ギガスリートに新卒入社。

現在は、ビヨンドマックス ホームラン競争 企画・動画制作も行なっています。

Twitterでは、野球に関する様々な情報・意見もつぶやいています!
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