『ナックル姫』こと吉田えり選手、史上初の女子プロ野球選手の今は??
- 2015/3/3
- アマチュア野球
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『ナックル姫』と呼ばれ関西独立リーグへ
「男性と同一チームでプレーする女性プロ野球選手」として入団した吉田えり選手をご存知でしょうか?今回は女子プロ野球選手として、注目された吉田えり選手の今までの活躍をご紹介したいと思います!
ナックルボールの習得は、怪我がキッカケ
吉田選手は、兄の影響で小学校の2年生から野球を始めました。中学校では軟式野球部に所属し、男子に混じりながら、なんと一塁手のレギュラーでした。その後、神奈川県の公立の強豪川崎北高校硬式野球部に選手として入部しましたが、入部直後に怪我をし、退部することになりました。
怪我の際、テレビで観たティム・ウェイクフィールド選手(パイレーツ・レッドソックス)に注目し、ナックルボールを習得すれば男子と同じ土俵で野球を続けられるのではないかと考え、練習を重ね、ナックルボールを習得しました。
関西独立リーグ入団、そして米野球界へ
川崎北野球部を退部後は、社会人クラブチームにて結果を残し、2008年16歳の時に神戸9クルーズへドラフト7巡目で指名され、入団しました。先発1試合を含む、11試合へ登板、成績は11回2/3を投げて0勝2敗、防御率4.63でした。
神戸9クルーズを退団し、高校卒業と同時にアメリカの独立リーグのチコ・アウトローズ(カリフォルニア州)に入団。初登板の試合では、3回を投げて5安打4失点でしたが、実はバットで活躍をしました。
初出場・初打席で初安打と初打点を記録し、その場面がニューヨーク・タイムズのスポーツ面を写真付きで飾り、その時のバットとユニホームはニューヨーク州クーパーズタウンの野球殿堂に展示されているのです。
ピッチングでは思ったような結果が残せず、その後マウイ・イカイカ(ハワイ州)、兵庫ブルーサンダーズなどでプレーしました。
夢はプロ野球、そしてメジャー
2015年現在、石川ミリオンスターズ(独立リーグ)で選手兼営業をしています。昨年のシーズンでも思うような結果が残せず、今シーズン(2015年)は勝負の年と語っていました。
彼女の夢は、NPBで活躍しメジャーへ。そして、マドンナジャパン(女子野球代表)の一員として世界一。
吉田選手はまだ23歳、ナックルボールを武器にメジャー200勝をあげたウェイクフィールド投手のように夢をあきらめずに、活躍されることを期待しています!
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