史上最高の役者揃い!『ミレニアムON決戦』2000年日本シリーズを振り返る

  • 2015/2/2
  • 史上最高の役者揃い!『ミレニアムON決戦』2000年日本シリーズを振り返る はコメントを受け付けていません

役者揃いの戦い!

日本一の座を巡り、毎年熱い戦いが繰り広げられ、球史に残る名勝負が繰り広げられてきた日本シリーズ。その中でも、『役者揃い』という点で、2000年の日本シリーズを上回る戦いはないでしょう。

福岡ダイエーホークスと読売ジャイアンツ。両チームの指揮をとるのは、王貞治監督と長嶋茂雄監督。ジャイアンツのV9、そして日本プロ野球を支えてきた2人のスーパースターが率いる両チームの選手たちも、非常に豪華でした。

そんなホークスとジャイアンツの2000年日本シリーズ『ミレニアムON決戦』を振り返ってみました!

今から15年前に行われた日本シリーズですが、メンバーを振り返ると今も私たちの記憶に残る名選手ばかり。現在も活躍する選手の若き時代でもありました。

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第1戦のスターティングメンバー

ホークス

  1. 柴原[中]
  2. 鳥越[二]
  3. 大道[左]
  4. 小久保[三]
  5. 松中[一]
  6. 城島[捕]
  7. 秋山[中]
  8. 井口[遊]

ジャイアンツ

  1. 仁志[二]
  2. 清水[左]
  3. 高橋由[右]
  4. 松井[中]
  5. 清原[一]
  6. 江藤[三]
  7. 二岡[遊]
  8. 村田真[捕]

投手陣も、ジャイアンツは2年目の上原投手やルーキーの高橋尚成投手、工藤投手や斎藤雅投手ら豪華ローテーション。ホークス投手陣も若田部投手や田之上投手、リリーフではこの年のシーズンでプロ初勝利を挙げていた斉藤和巳投手も登板していました。

 

日本一の行方は…

豪華な面々で行われた日本シリーズ、勝負の行方は少し変わった装いを見せていました。

  • 第1戦 @東京ドーム ホークス 5-3 ジャイアンツ
  • 第2戦 @東京ドーム ホークス 8-3 ジャイアンツ
  • 第3戦 @福岡ドーム ジャイアンツ 9-3 ホークス
  • 第4戦 @福岡ドーム ジャイアンツ 2-1 ホークス
  • 第5戦 @福岡ドーム ジャイアンツ 6-0 ホークス

第1戦の初回、松井選手のシリーズの始まりを告げる右中間へのホームラン。第1戦、第2戦ともにジャイアンツが先制するも、ホークスが中盤以降に逆転という試合展開で2連勝。戦いの場を福岡へ移すと、ジャイアンツが反撃開始。第5戦は高橋尚成投手が新人ながら、2安打完封勝利という圧巻のピッチングを見せるなど3連勝。ここまでの5戦いずれもホームのチームが敗れるという逆内弁慶シリーズでした。王手をかけたジャイアンツは、10月28日、本拠地東京ドームへ帰ってきました。

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運命の第6戦。試合を決めたのはやはり4番の一打

ホークスが鳥越のタイムリーで先制。しかし、その裏すぐさまジャイアンツが仁志のタイムリーと清原のタイムリーで逆転します。続く松井選手が左中間へ2ランを放ち、ホークスを突き放します。その後、終始ジャイアンツリードで試合は進み、ジャイアンツの守護神・岡島投手がニエベス選手を三振に仕留め、ジャイアンツが6年ぶりの日本一を決めました。

第5戦 @東京ドーム ジャイアンツ 3-9 ホークス

MVPに輝いたのは、このシリーズ21打数8安打で打率.381、3本塁打、8打点の活躍を見せた松井選手。敢闘賞は第1戦から3試合連続本塁打を放つなど4本塁打を放った城島選手が受賞しました。

 

制したのは長島ジャイアンツ!

『ミレニアムON決戦』を制したのは長島監督率いる読売ジャイアンツでした。この日本シリーズは視聴率も30%超えるなど、国民の注目が集まめ、盛り上がりを見せました。今年のプロ野球も、2000年の日本シリーズのように、語り継がれる戦いになることを期待しましょう!

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吉田 将来

投稿者プロフィール

GiGAthlete inc. Marketing

2006年夏の甲子園決勝再試合。
斎藤佑樹投手に憧れ、早稲田実業硬式野球部に入部。
2年秋からマネージャー兼助監督

大学1年時から株式会社ギガスリートにインターンとしてジョイン。
草野球リーグG-LEAGUEの飛び込みグラウンド営業や、
野球特化メディアの運用・記事執筆を担当。

大学卒業後、ギガスリートに新卒入社。

現在は、ビヨンドマックス ホームラン競争 企画・動画制作も行なっています。

Twitterでは、野球に関する様々な情報・意見もつぶやいています!
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