『平成の新怪物』から『日本の主砲』へ!中田翔を育てた3人の指導者たち
- 2015/11/27
- プロ野球
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侍ジャパンの打線を牽引!シーズンでも自身初の30発超え
2015年11月8日から台湾と日本を舞台に行われた『世界野球プレミア野球12』。日本代表は準決勝で韓国に敗れたものの、3位決定戦でメキシコにコールド勝ちを収め3位で大会を終えました。そんな日本代表の中で、大会を通して最も輝いた選手の一人が中田翔選手です。
6番バッターとして打率.429、本塁打3、打点15という成績を残し、打線を牽引しました。2015年のプロ野球シーズンでも自身初の30本塁打を記録するなど飛躍の年となった中田選手。今回は中田選手を一流に導いた3人の指導者を紹介したいと思います。
水上善雄(元日本ハム二軍監督、現ソフトバンク二軍監督)
一人目は中田選手が日本ハムに入団した2008年から2年間日本ハムの二軍監督を務めた水上善雄監督です。水上監督は初対面で中田選手の人間性と将来性に惚れ込み、魅せられたと述べています。
「翔は私がこれまで数人にしか感じなかったオーラを持っています。誰もが中田翔を好きと言ってもらえるような人間的に大きな温かい選手になってほしい。そういう選手になれる男です。」
『平成の怪物』と呼ばれ、メディアからの注目を一身に浴びていた入団当初の中田選手。周囲から孤立しかけていた中田選手の後ろ盾となり、プロとしての技術、また人間教育を施して成長を促しました。
稲葉篤紀(元日本ハム選手、コーチ、現日本代表打撃コーチ)
二人目は日本ハムで共にプレーをし、日本代表侍ジャパンでは打撃コーチを務めた稲葉篤紀コーチです。日本ハム時代には試合後にマンツーマンで指導を行うなど中田選手の成長を促しました。
「中田翔のことをよろしくお願いします!」
2014年シーズンに現役を引退した稲葉コーチは、自身の引退セレモニーで中田選手の名前を挙げ、日本ハムを背負う後輩の奮起を促しました。
栗山英樹(日本ハム監督)
最後は日本ハムの栗山英樹監督です。栗山監督は監督に就任した2012年シーズン、プロ入り5年目を迎えていた中田選手を全試合4番打者で起用しました。
「オレがなぜ1年目から翔を4番に置いたのか。みんなやっと分かってくれたのかなと。オレは、あの活躍を待っているわけだから。翔には1人でチームを勝たせられる能力がある。」
侍ジャパンでの活躍に対し、栗山監督はこのように答えています。中田選手の才能に惚れ込み、全服の信頼を寄せ、中田選手の成長を見守り続けました。
人との出会いにより『本物』に変貌、来シーズンの活躍に期待
以上、中田選手を一流の選手に成長させた3人を紹介しました。鳴り物入りで入団した中田選手は将来を嘱望されながらも、3年目まで中々一軍に定着できずにいました。しかし、そんな中田選手を温かく、時に厳しく見守り続けた3人の存在もあり中田選手は一流への階段を上りました。
飛躍を遂げた今シーズンを受けて迎える来シーズン。本物に成長を遂げた中田選手がどのような活躍を見せるのか、期待です!
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