個性的な練習で打撃力強化を図る各チーム

来季の優勝を目指し、秋季キャンプではどの球団も厳しい練習に取り組みました。そんな秋季キャンプの中で、各チームで一風変わったユニークなバッティング練習に取り組んでいました。今回はそんなバッティング練習とその効果を紹介したいと思います。

 

地下足袋での打撃練習：千葉ロッテマリーンズ

どんな練習？

足袋をはいて、土の上で行うバッティング練習です。

コメント

「土をつかむ感覚は大事。足袋だと踏ん張る力は内側にかかるから野球に繋がる」伊東勤監督

「しっかり踏ん張らないと滑ってしまう。ソフトバンクの投手陣や大谷君を意識するという意味ではいい練習だと思う」鈴木大地選手

 

座ってトスバッティング：阪神タイガース

どんな練習？

阪神タイガースは秋季キャンプで、ヤクルトの山田哲人選手の練習方法を参考に、様々なバリエーションのトスバッティングを導入しました。「座ってのトスバッティング」はその中の一つで、バランスボールに座ってトスバッティングを行うという練習です。

コメント

「座るとヘッドを意識しないとうまくスイングできない。ヘッドを利かすいい練習になる」阪神ナイン

 

正面打ち： 読売ジャイアンツ

どんな練習？

ピッチングマシンと正対する形でホームベース上に立ち、ボールを打ち返す練習です。三冠王を3度輝いた落合博満選手が現役時代行った練習としても有名です。

コメント

「ハンドリングの練習ですね。恐怖心もあるだろうけど、バットを体の内側から出せるように。外回りになると、空振りして体に当たりますから」内田順三打撃コーチ

「人間だから、ボールが目の前に飛んできたら手が勝手に出ますよね。手が出るときは必ず最短距離で出てくるんですよ」小林誠司選手

 

畳での素振り： 東北楽天イーグルス

どんな練習？

畳の上に裸足で立ち、素振りを行う練習です。

コメント

「自分のスイングを見直していこうということ。歴代の先輩方も経験してきた。畳に指をかませて支えることで体幹を鍛えることにもつながる」池山隆寛打撃コーチ

 

一本足バント：東北楽天イーグルス

どんな練習？

片足を上げて、一本足で行うバント練習。

こんな効果がある

重心の位置を意識することで、正しいバントのフォームを身につけることができます。

 

試してみた人のご意見募集中！

今回ご紹介した練習方法は、私たちでも取り入れることのできる練習です。「2016年はバッティングで活躍したい！」という方に向けて、試された方、コメントください！

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