苦節の末の大開花!?「ドラゴンズ期待の和製大砲」福田永将ってどんな選手?
- 2015/4/20
- プロ野球
- 苦節の末の大開花!?「ドラゴンズ期待の和製大砲」福田永将ってどんな選手? はコメントを受け付けていません
和製大砲
2014年、ヤクルトの山田哲人選手や柳田悠岐選手がシーズン中に頭角を現し、侍JAPANの中心選手として活躍するほどの選手へと成長していきました。では、「2015年ブレイクしそうな選手」は誰でしょうか?
12球団見渡すと、「ブレイク候補」はたくさんいますが、その中でも中日ドラゴンズの福田永将選手はその「ブレイク有力候補」であると言えるでしょう。
オープン戦チーム3冠。打点は12球団トップ!
2015年のオープン戦、福田選手は17試合に出場して29打数14安打、打率.483、4本塁打、13打点。打撃3部門いずれもチームトップ、打点は12球団トップと絶好調のままシーズン開幕を迎えました。
名門横浜高校の正捕手としてセンバツ優勝
ここで、福田選手の経歴を振り返っていきたいと思います。高校は名門横浜高校。バッティングを評価され、入学直後からベンチ入りを果たします。2学年上の涌井秀章投手(現千葉ロッテマリーンズ)ともバッテリーを組みました。2年春から4番を任され、中軸としてチームを牽引。3年になると主将を務め、「主将・正捕手・クリーンナップ」として春のセンバツでチームを優勝へ導きました。高校通算49本塁打。2006年のドラフト3巡目で中日ドラゴンズへと入団しました。同世代には、田中将大投手や前田健太投手、坂本勇人選手など豪華なメンバーが揃っています。
開花が待たれたプロでの8年間
入団当初から「将来の4番候補」として期待されていましたが、8年間で通算23安打。ルーキーの年には当時の落合博満監督にバッティングを高く評価されており、2009年にはプロ初打席初ホームランを放ちました。しかし、二軍では確実に結果を残してはいたものの、一軍で期待に応えることはなかなかできませんでした。
そして9年目
これまで、バッティングを生かすために、内野手への挑戦、そして時には未経験のセカンドを守り、そしてまた捕手に戻るなど、出場機会を求めて試行錯誤も繰り返してきました。2014年オフに結婚し、強い決意を胸に挑んだ2015年。オープン戦から結果を出し続け、開幕一軍。オープン戦と変わらぬ打撃好調ぶりを発揮。代打でチームとしても第1号となる豪快なホームランを放つと、森野選手のケガによる離脱をきっかけに出場機会を掴み、今年こそは結果を出す!と奮起しています。
大きな放物線
豪快なスイングから描かれる大きな放物線は、「和製大砲・福田永将」の代名詞となりつつあります。決意の2015年、福田選手は何本のアーチをかけてくれるのでしょうか。ロマンあふれる福田選手の9年目の大ブレイクに期待しましょう!
いいね!して
いち早く記事を読もう!
▼ ▲
G-TIMESベージに[いいね!]しよう!