プロ野球はキューバ革命元年!2014年のキューバ人プレーヤーの1年目を振り返る
- 2014/10/21
- プロ野球
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キューバの大物代表選手が次々と来日!
キューバの政府が自国のスポーツ選手の国外契約を許可したことで、キューバの大物代表選手が次々とやってきた2014年のプロ野球。キューバ選手の移籍までの流れは今後も変化していきそうですが、今年が大きな転換気になったことは間違いないでしょう。そんな2014年、注目の4人のキューバ人プレーヤーの活躍を振り返ってみました。
レスリー・アンダーソン(読売ジャイアンツ)
87試合 打率.319 15本塁打 50打点
亡命前は代表選手にも選ばれていたアンダーソン選手。キューバ政府の「解禁」前の2013年に契約しました。広角に打ち分けるシェアなバッティングが評価され、来日1年目ながら開幕スタメンを果たします。4月30日の試合が終了時点で打率.378をマークし、巨人の第79代4番打者を任されるなど前半戦は大活躍。肘の怪我の影響で途中戦線離脱しましたが、終盤には復帰し、クライマックスシリーズでもクリーンナップを担いました。
フレデリク・セペダ(読売ジャイアンツ)
52試合 打率.194 6本塁打 18打点
国際経験豊富なキューバの4番は、巨人でも一軍登録即4番デビュー。第2打席でライト前へ初安打初打点となるタイムリーを記録します。ところが、その後は不振が続き、悔しさの残るシーズンとなりました。
アルフレド・デスパイネ(千葉ロッテマリーンズ)
45試合 打率.311 12本塁打 33打点
キューバリーグのシーズン最多本塁打記録(87試合で36本塁打)を記録した大砲は7月にデビュー。出場試合数は45試合に留まるも、12本塁打は来季の活躍を期待させ、伊東監督も「デスパイネの残留が1番の補強」と話したほどです。ヒーローインタビューでの「デスパ」「いいね!」もファンに定着しつつあります。
ユリエスキ・グリエル(横浜DeNAベイスターズ)
62試合 打率.305 11本塁打 30打点
キューバの国民的英雄は、日本でも変わらぬ活躍を見せました。6月のデビュー戦でいきなり猛打賞。その後も走攻守に安定したプレーで、春先最下位に沈んでいたチームの巻き返しに貢献しました。
今後の動向に注目
どの選手も、来季のチーム残留が決定しておらず、今後の動向に注目が集まります。2年目の来季、キューバの選手たちはそのポテンシャルを最大限発揮し、プロ野球界に革命を起こしてくれるのでしょうか?
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