夏の甲子園より春のセンバツが楽しめる3つの理由
- 2015/12/17
- 高校野球
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春の選抜の方が面白い!?
私は春の甲子園が好きで近くに住んでいるころはよく観に行ってました。しかし春の甲子園は夏ほどの注目度がありません。したがって今回は春甲子園が夏の甲子園よりもおもしろいといえる理由を紹介したいと思います。
1.厳選されたチームが集まっている
夏の甲子園は記念大会以外だと各都道府県大会を勝ち抜いた49の高校が出場しますが一方センバツの場合は32校のみです。センバツに出場するには各都道府県大会を勝ち抜いた後、さらに関東大会や近畿大会、九州大会などの地方大会も勝ち抜かなければなりません。したがって、各県から1校必ず選ばれる夏の甲子園よりも、厳選されたチームが集まっていると言えます。そのようなチームたちが、冬の厳しい練習を耐えて激突するのが見られるのは、春の甲子園の醍醐味の一つです。
2.期待の新星がいきなり登場する
大会前から注目選手や注目高校が出揃っており、趨勢が読める夏の甲子園と異なり、春の甲子園は直前の大会から冬の厳しい練習を挟んで臨む初めての公式戦となるため、選手やチームの実力が読めない部分が多いです。
記憶に新しいものでいえば、2004年の春、愛媛県の鵜久森選手や福井選手を擁した済美高校が創部3年目にして初出場初優勝を果たしました。2006年の春の甲子園では初出場の長崎県の清峰高校が決勝進出。決勝は横浜高校に破れはしたものの、その名を全国に轟かせました。このように流れが中々読めない春の甲子園は、野球ファンにとって見どころのある戦いが多くなります。
3.選手がベストコンディション
私が春の甲子園を推す最も大きな理由は、選手のコンディションにあります。猛暑かつ、地方予選を勝ち抜いた直後という疲労の中戦う甲子園は、コンディションに問題のある選手も少なくありません。特に出場校数が多い県の予選を勝ち抜いた高校は、甲子園の初戦が既にその夏の8試合目だったり9試合目だったりします。選手はもちろんそのチームでの最後の試合となるので、懸命に戦いますが、その中でベストパフォーマンスを期待するのは、どうしても無理があります。
一方春の甲子園は、しっかりとした準備期間があり、怪我を押して出場する選手も少なく、適度な気温の中試合を行うので選手のベストパフォーマンスが期待できます。
以上の3点が私がセンバツが夏の甲子園より楽しめると思う3つの理由になります。
普段春の甲子園を見ないという方も、2016年からはぜひ見てみてはいかがでしょうか。
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