【中学2年で球速140キロ超え?!】軟式「2003年世代」スーパー中学生はなぜ増えているのか

  • 2018/3/13
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スーパー中学生、増加の理由は「SNS」かも?!

野球界の「○○世代」と聞いて、あなたはどの世代を思い浮かべますか?

今回取り上げるのは、中学軟式の「2003年世代」。この世代が、中学2年生にして、140キロ投手が続々と出てきているのはご存知でしょうか。「硬式よりも球速が出にくい」とされている軟式ボールで、高校生顔負けのスピードボールを投げ込む「スーパー中学生」たち。テレビでも取り上げられた高知中学校の最速145キロ右腕 森木大智投手を筆頭に、続々と将来が楽しみな選手が出てきています。

「中学軟式2003年世代」注目の3投手を紹介するとともに、「スーパー中学生が増えている理由」についても考えていきたいと思います。

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高知中学校 森木大智 投手

・最速145キロ。自チームのキャッチャーも捕球に苦戦するほどのストレートを投げ込みます。
・練習試合では、12連続奪三振を含つ、1試合17奪三振という驚異の記録をマークしたことも。(中学軟式野球は7イニング21アウト)

明徳義塾中学校 関戸康平 投手

・小学校時代は福岡ソフトバンクホークスジュニアの一員として活躍。当時から130キロ前後の剛速球を投げ込み、小学生離れした球速で注目を集めていた。
・名門明徳義塾中学校に進学後も、着々と成長し、球速は140キロを超え、さらにストレートに磨きがかかりました。

高知の中学軟式野球界の2人の剛腕。そんな2人の投げ合い。明徳義塾中対高知中が高知県中学校新人野球大会で実現しました。予想通りハイレベルな投手戦に。

2人の投球成績。
高知 森木 7回 10奪三振 被安打3 無失点
明徳 関戸 6回 7奪三振 被安打2 2失点

試合は、5回にランナーを置いての長打とワイルドピッチで2点を奪った高知中が、2-0で明徳義塾中学校を下しました。

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仙台育英秀光中学校 笹倉世凪 投手

・東北楽天ゴールデンイーグルスジュニア出身。
・左腕から繰り出されるストレートは140キロを超え、中学軟式No.1サウスポーとも言われています。
・先日行われた明徳義塾中学校との練習試合では、右のエースで最速140キロを誇る伊藤樹投手と2人のリレーでノーヒットノーランを記録しました。

なぜ140キロを超える球速のスーパー中学生が増えているのか?
近年、150キロを超える球速を投げる高校球児は当たり前のように現れている。さらには、140キロを投げる「スーパー中学生」も続々と現れています。一体なぜでしょうか?

「最新のトレーニング方法や理論、器具のおかげ」というのがまずは第一に上がって来るだろう。しかし、他にも理由があると考えています。

①SNSの発達により、有望選手が発掘されやすくなった

筆者が上記の3投手を最初に知ったのは、YouTubeでした。森木投手は、初めてYouTubeでそのピッチングを見た数ヶ月後、テレビに取り上げられていました。

TwitterやYouTubeなど、全国各地の個人の野球ファンが発信者となったことで、全国の「スーパー中学生」が発掘されやすくなりました。その個人が発掘した話題になっている選手を、テレビや大手メディアが紹介し一気に全国区にという流れが今後さらに増えていくでしょう。

②同世代の「スーパー中学生」の露出増により、選手の意識水準が上がった

そして、有望選手が発掘し、多くの同世代の野球選手とその親に「同世代にこんな凄い選手がいるんだ」と知られることで、「自分(我が子)も」と意識水準が上がった。

陸上ハードルで世界と戦った為末大氏は、それを「マインドセット」と呼び、以下のように語っています。

「野茂英雄さんがメジャーリーグに行く前と後では、メジャーリーガーの数が全然違うのですが、後の方が野球がうまくなったかどうかはあまり関係ないわけです。『誰かができたら私もできる』と思う、その力が大きかったのではと言われています。」*1

もちろん、同世代(2003年世代)だけではなく、大谷翔平投手は高校生選手を見て意識水準が上がった、という理由もあるでしょう。しかし、今後より一層同世代の選手たちの情報が飛び交うようになり、この傾向は強まっていくのではないかと考えられます。

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怪物中学生の未来に期待!

今回ご紹介した3投手を筆頭に、今後「2003年世代」が一層注目を集めるのは間違いないでしょう。軟式ボールから硬式ボールに持ち替え、どんなボールを投げるのか。高校、そしてその先でどんな活躍を見せてくれるのか…!

野球ファンとして、そんな気持ちも高ぶってしまいますが、彼らはまだ中学生。温かい目で、その成長を見守っていきましょう!

> *1 参考 「限界突破のためには、自分を疑い「枠」から離れよう~石川善樹×栗城史多×為末大」https://globis.jp/article/5473

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吉田 将来

吉田 将来

投稿者プロフィール

GiGAthlete inc. Marketing

2006年夏の甲子園決勝再試合。
斎藤佑樹投手に憧れ、早稲田実業硬式野球部に入部。
2年秋からマネージャー兼助監督

大学1年時から株式会社ギガスリートにインターンとしてジョイン。
草野球リーグG-LEAGUEの飛び込みグラウンド営業や、
野球特化メディアの運用・記事執筆を担当。

大学卒業後、ギガスリートに新卒入社。

現在は、ビヨンドマックス ホームラン競争 企画・動画制作も行なっています。

Twitterでは、野球に関する様々な情報・意見もつぶやいています!
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