大学時代から大舞台に強かった!華の『早慶戦』で活躍した5人のプロ野球選手
早慶戦で大活躍した選手といえば?
大学スポーツの華、早慶戦。早慶戦という大舞台を経験し、その後プロでも活躍を見せた選手は数多くいます。今回は、プロ野球の世界でも活躍した選手たちの、大学時代と早慶戦での活躍を紹介します。
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仁志敏久(早稲田大学)
東京六大学通算成績:79試合 打率.325 (280打数91安打) 11本塁打 40打点
- 主将としてチームを牽引し、主に遊撃手として活躍。4年の春季リーグではシーズン6本塁打を記録するなど活躍。ベストナインを3回獲得し、早慶戦史上初のサヨナラ満塁本塁打を放っています。
- 日本生命を経て、巨人にドラフト2位(逆指名)で入団。1年目は三塁手として打率.270 7本塁打 24打点を記録し、新人王を獲得しました。
鳥谷敬(早稲田大学)
東京六大学通算成績:96試合 打率.333 (345打数115安打) 11本塁打 71打点
- 同期の青木宣親選手・比嘉寿光選手・由田慎太郎選手らと共に、リーグ戦4連覇。「早稲田大学史上最強打線」と呼ばれたメンバーの3番を担いました。東京六大学野球連盟史上最速タイとなる2年春での三冠王を達成しています。
- 4年秋の早慶戦第2戦では、タイムリーを放ち、自身2度目の首位打者を獲得。チームは全勝優勝を決め、有終の美を飾りました。
- 当時、早稲田大学野球部の監督を務めていた野村徹氏は、「入学した時から特に注意することが無かった」と、鳥谷選手を評しています。
佐藤友亮(慶應義塾大学)
東京六大学通算:打率.292 2本塁打 22打点 48盗塁
- 早慶戦では、早稲田大学の和田毅投手から2試合連続で先頭打者二塁打を放つなど、リーグ屈指の好投手であった和田投手を得意としており、当時の早慶戦のキーマンでした。
- 2004年にはライオンズの「1番・ライト」としてシーズン打率.317、日本シリーズでは打率.394をマークし、日本一に貢献。現在は、一軍外野守備走塁コーチを務めています。
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和田毅(早稲田大学)
東京六大学通算成績:27勝13敗 476奪三振(東京六大学史上1位) 防御率 1.35
- 2年秋の早慶戦では自身のリーグ戦初となる完封勝利。早慶戦という大きなプレッシャーのかかる場面でも力を発揮出来る勝負強さを見せつけました。
- 球速自体は140キロ前後ながらも独特な腕の振りでプロ1年目から14勝5敗。新人王を獲得し、プロの世界でも空振りの取れる左腕です。その潜在能力を、大学時代の476奪三振という記録が物語っていました。
高橋由伸(慶應義塾大学)
東京六大学通算成績:打率.325 (366打数119安打) 23本塁打 62打点
- 4年間全試合フルイニング出場を果たし、通算23本塁打・通算219塁打は今でも東京六大学史上最多となっています。
- 大学4年春の早慶戦では通算22本目の同点2ランホームランを放ち、チームを優勝へ導くなど早慶戦での勝負強さを見せました。
これからも早慶戦は学生たちの憧れ
東京六大学野球は、大学スポーツの花形。早慶戦はテレビ越しですら異様な雰囲気を感じさせる早慶戦は、その中でも特別な試合です。甲子園のスター選手も、多くが「早慶戦の舞台に立ちたい」という理由で早稲田大学・慶應義塾大学へ進学する選手が多いです。高木大成選手は、小学2年生の頃から早慶戦に憧れていたそうです。野球人口の減少が嘆かれる現在ですが、早慶戦が、子供たちの野球を始めるきっかけ、そして子供たちに夢を与える舞台であり続けてほしいと願うばかりです。
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