なんでそんなに勝てるの?!驚異の8連勝でワールドシリーズ進出のロイヤルズ快進撃の秘密
- 2014/10/16
- メジャーリーグ
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野球コラム:ワイルドカードから破竹の8連勝でのリーグの頂点
日本時間の16日、青木宣親選手の所属するカンザスシティ・ロイヤルズがボルティモア・オリオールズを 2−1下し、アメリカン・リーグのチャンピオンに輝きました。そして、いよいよワールドシリーズへ。これまでの快進撃を振り返ってみました。
1985年以来29年ぶりのポストシーズン出場
久々のポストシーズン出場に、地元の警察が「とにかく市民は誰も罪を犯さず、無事故運転をしてほしい。私たちもロイヤルズの試合に気が気でないんだ」とツイッターでつぶやいたほどの熱狂ぶり。しかし、まるで映画メジャーリーグのような本当の快進撃はポストシーズンからでした。
ワイルドカードゲーム
- アスレチックス 8-9x ロイヤルズ (延長12回)
地区シリーズ
- ロイヤルズ 3-2 エンゼルス (延長11回)
- ロイヤルズ 4-1 エンゼルス (延長11回)
- エンゼルス 3-8 ロイヤルズ
地区優勝決定シリーズ
- ロイヤルズ 8-6 オリオールズ (延長10回)
- ロイヤルズ 6-4 オリオールズ
- オリオールズ 1-2 ロイヤルズ
- オリオールズ 1-2 ロイヤルズ
ポストシーズン史上初の延長戦4連勝の勝利を含め、接戦に強いロイヤルズ。1試合1試合の内容を見ても、その強さが伺えます。
快進撃の中で目立つ好プレーと途中交代
8連勝と勢いに乗るロイヤルズ。毎試合の中で、印象に残る2つのシーンがあります。
好プレーに続出に『脱帽』
ポストシーズン、ロイヤルズの守備陣はチームを救う好プレーを連発しています。特に好守が目立つのはセンターのケイン選手。抜ければ長打コースの当たりを、何度もダイビングキャッチで救いました。青木選手もそれに触発されるように、エンゼルスとの地区シリーズ初戦では、6回2死2、3塁、7回2死3塁のピンチの場面でファインプレーを連発しました。好プレー直後、味方投手やベンチ、ファンが帽子を取って好プレーをした選手に対し敬意を示す仕草、文字通りの『脱帽』は、もはや定番となっています。ファインプレーと脱帽でチームは一体となり、その流れにさらに後押しされるように、また好プレーが生まれる好循環。地区優勝決定シリーズ第3戦には、サードのムスタカス選手も、ベンチに飛び込みながらもファールフライをキャッチすると言う気迫溢れるプレーを見せました。
青木出塁→代走ダイソンの必勝パターン
「ヒット量産をやめれば、もっと長くプレーできる」と地元紙の名物コラムニストに同情されるほどの活躍を見せる青木選手。中盤から終盤にかけて、ヒットや四球で出塁し、代走のダイソン選手と交代するのが必勝パターンとなっています。日米通算231盗塁の青木選手ですが、必殺仕事人とも言えるダイソン選手の登場によって、チームもスタンドも点を取りにいっているというムードを作っていきます。地区優勝シリーズ第3戦も、青木選手のセンター前ヒットの出塁後、ダイソン選手に交代。そして、後続の打者のヒットでホームへ帰り、それが勝ち越し点となりました。
いよいよ世界一を決める戦いに駒を進めたロイヤルズ。青木選手は最高の舞台でどんなプレーを見せてくれるのでしょうか。そして、ロイヤルズはこの勢いのまま29年ぶりの世界一を手にすることは出来るのでしょうか。
本当の戦いはここからです!ロイヤルズと青木選手を応援しましょう!
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