大接戦に大逆転!21世紀夏の甲子園 激闘名試合5選
- 2016/8/29
- 高校野球
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2016年は東邦の7点差逆転サヨナラ!過去の戦いを振り返る
連日熱い戦いが繰り広げられる夏の全国高校野球選手権大会。愛知代表・東邦対青森代表・八戸学院光星のような甲子園の歴史の一ページに刻まれる素晴らしい試合が今年もありました。そんな今回は21世紀の甲子園の歴史に残る懐かしの名試合を振り返りたいと思います!
2007年 決勝 広陵 4-5 佐賀北
この年の佐賀北は「ガバイ旋風」で大きく甲子園を沸かせた世代。相手エースは2016年のセリーグ首位の広島の勝ち頭野村投手。その野村投手を攻めあぐねますが、4点ビハインドの8回に満塁と攻め立て、押し出しで1点を返すとそのあとに逆転満塁ホームラン。衝撃的な逆転劇で、甲子園の歴史にその名を刻みました。
2009年 決勝 日本文理 9-10 中京大中京
10-4と中京大中京のリードで9回ツーアウトランナーなし。このまま終わると思われましたが、ここから日本文理の逆襲で一気に一点差まで詰め寄る執念を見せました。さらに、この時、中京大中京のサードが何もないサードフライを見逃すという普段なら信じられないミスが起き、日本文理の奇跡を信じる人が多くなりました。この時に日本文理のエース伊藤投手がタイムリーを放った際の「日本文理の夏はまだ終わらない!」というのは甲子園の歴史に残る名実況です。
2006年 決勝 駒大苫小牧 3-4早稲田実業 (再試合)
早実のエース「ハンカチ王子」こと斎藤佑樹選手対駒大苫小牧のプロ注目のエース田中将大選手の歴史に残る「延長15回決勝再試合」。翌日も1人で投げ抜いた、斎藤佑樹選手が接戦の末に最後のバッター田中将大選手を三振に取るというドラマ付きの展開で全国制覇を果たした名試合です。
2006年 準々決勝 帝京 12-13x 智弁和歌山
超攻撃型の二校が激突した大会屈指の好カード。8-4の4点ビハインドの9回表に帝京が怒涛の攻撃で8点を奪い逆転し、勝負アリかと思われましたが、その裏智弁和歌山がスリーランホームランとヒットで同点に追いつき最後は押し出し四球でサヨナラ。逆転に次ぐ逆転という名試合でした。この時の帝京には現北海道日本ハムの杉谷選手が1年生レギュラーとして出場していました。
2010年 準決勝 興南 6-5 報徳学園
春夏連覇を成し遂げた興南高校のこの夏最大の難関となった試合。序盤からエース島袋洋奨投手(現福岡ソフトバンク)が捕まり5-0のリードを許しますが、5回に3点、6回に1点、そして7回に2点を返し逆転。エース島袋洋奨も三回以降は立ち直り、完投勝利。王者のプライドを見せた試合でした。興南高校はこの後決勝では一二三慎太投手率いる東海大相模を13-1で下し、春夏連覇を成し遂げました。
憧れの舞台甲子園での名ドラマの数々
これらの名試合だけでなく無数の名試合が記録されてきた球児たちのあこがれの舞台「甲子園」今後もさらなる名試合が刻まれていくことと思います。
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