日本球界の壁にぶつかる助っ人外国人選手たちの復活のきっかけは?

  • 2017/5/30
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オープン戦絶好調のロッテ助っ人

パラデス&ダフィー 今後の成績はどうなる?

オープン戦に絶好調だった期待の新外国人選手が、ペナントレースの本番に入り、苦しむというケースはよくあります。その好調ぶりを見て、「今年のクリーンナップは決まった!」「先発ローテーション・守護神は安心だ!」とオープン戦時点では思っていたものの、シーズンに入り、新外国人選手の不調によってチームのシーズン構想は大きく崩れてしまうこともあります。

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しかし、中には、シーズン直後の不調から見事巻き返し、主力として活躍を続けた選手たちもいます。その違いとは一体どこにあるのでしょうか?そして、2017年序盤に苦しんでいる新外国人選手はどうなるのか?過去の例を参考に、考えてみました。

 

オープン戦が好調 → 開幕後は不調気味..

千葉ロッテマリーンズのパラデス選手とダフィー選手が、2017年だとそのパターンに当てはまっていると考えられます。

2017年のオープン戦でロッテは13勝2敗3分と1位に輝きました。中でも新外国人、パラデス選手(前フィリーズ  )は17試合で打率.301 1本塁打 5打点、ダフィー選手(前アストロズ  )も16試合で打率.294 4本塁打 16打点と大いに貢献し、明るいシーズンの到来を予感させてくれました。

ところがいざシーズンが始まってみると、パラデス選手は15試合で打率.145 1打点で4月20日には2軍落ちを経験。ダフィー選手も打率.233・10打点。オープン戦の好調から一転、期待を大きく裏切る成績となってしまい、チームの低迷の一因となってしまいました。

※成績はいずれも5月16日時点

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オープン戦では絶好調も、シーズンでは不振に陥ってしまった新外国人たち

過去にもオープン戦で大活躍するも、シーズンでは活躍できなかった選手は何人もいました。

イバン・クルーズ(阪神) 2001年

  • オープン戦:19試合 打率.385 7本塁打 14打点
  • 公式戦:70試合  打率.234 14本 34打点

オープン戦中は鬼神のごとく打ちまくり、阪神ファンからは「バースの再来」とも言われました。しかしシーズンに入ってからは追い込んでからのアウトコースのスライダーにバットが止まらず、ホームランではなく三振の山を築く結果に。最後まで対応できず、2001年シーズン限りで退団。その後米マイナーリーグで好成績を残したクルーズ選手を2003年に中日が獲得するも、やはり活躍はオープン戦のみで、シーズンでは苦しみました。

ブルックス・コンラッド(阪神)2013年

  • オープン戦:7試合 打率.260 3本塁打 12打点
  • 公式戦:24試合  打率.175 0本 0打点

オープン戦では満塁本塁打を放つなど、広角に打てる器用なスイッチヒッターとして期待されましたが、シーズンでは打率1割台と不振に陥り、本塁打・打点ともに0という結果に終わりました。

ブライアン・ボグセビック(オリックス)2016年

  • オープン戦:15試合 打率0.300 2本塁打 4打点
  • 公式戦:60試合 打率0.187 3本塁打 18打点

マイナー通算123盗塁を記録した俊足とコースに逆らわないシュアな打撃を期待されましたが、開幕してみれば三振を量産し、期待された盗塁もわずかに3個(失敗2個)と、持ち味を全く発揮できずに1年で退団となりました。

日本野球への対応に苦しむ外国人打者の特徴としてストライクゾーンの違いや、外に逃げる変化球や落ちる球への対応に苦しむ傾向が見られます。オープン戦の間は弱点を探る意味でも自由に打たせて貰っていたものの、いざシーズンに入れば弱点を徹底的に攻められてしまう、ということも成績の違いの要因と言えるでしょう。

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>>次ページ:シーズン序盤は不振も、徐々に適応した助っ人たち

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