夢の3割・30本塁打・30盗塁『トリプルスリー』は誰に!?〜糸井、松田、山田、丸、柳田…超人達が挑む!
3割・30本塁打・30盗塁
パワー、スピード、テクニック、全てを兼ね備えた選手のみが達成できるこの記録。三冠王の11度に対し、「トリプルスリー」は8度。そして、90年代に1人、2000年以降では2人しか達成していません。
- 岩本義行 (松竹) .319 39本 34盗塁 1950年
- 別当薫 (毎日) .335 43本 34盗塁 1950年
- 中西太 (西鉄) .314 36本 36盗塁 1953年
- 簑田浩二 (阪急) .312 32本 35盗塁 1983年
- 秋山幸二 (西武) .305 31本 31盗塁 1989年
- 野村謙二郎(広島) .315 32本 30盗塁 1995年
- 金本知憲 (広島) .315 30本 30盗塁 2000年
- 松井稼頭央(西武) .332 36本 33盗塁 2002年
名前を見れば「さすが!」という印象を受けますが、達成するのが非常に難しい記録です。
その難しさの1番の要因がホームラン。昨季、日本人打者で30本塁打以上を記録したのは、巨人の阿部慎之助選手のみ。さらに2012年は、全体で30本以上ホームランを放ったのはバレンティン一人のみ。2011年から導入された統一級の影響もあるかもしれませんが…
トリプルスリーに最も近い男たち
そんな激ムズ記録である「トリプルスリー」達成の期待を私たちに持たせてくれる選手もいないわけではありません。2014年に大記録達成の可能性が高い選手をピックアップしてみました!
糸井嘉男(オリックス)
今シーズン、打率.352、12本塁打、26盗塁。本塁打のキャリアハイは昨年の17本塁打。「超人」はどこまで進化を見せてくれるのでしょうか。
松田宣浩(ソフトバンク)
今シーズン、71試合出場時点で、打率.293、13本塁打、12盗塁。本塁打、盗塁のキャリアハイはそれぞれ25本、27盗塁。7月上旬の怪我が悔やまれるものの、実績では1番「トリプルスリー」に近い男といえるでしょう。
丸佳浩(広島)
今シーズン、打率.312、15本塁打、17盗塁。今季はキャリアハイの成績を残すと予想されます。先輩である野村謙二郎、金本知憲に続くことが出来るのでしょうか。
柳田悠岐(ソフトバンク)
ブレイクを果たした今シーズン、打率.327、13本塁打、22盗塁。オールスターで見せた圧巻の長打力で、シーズン後半にホームランを量産することが出来るかがカギになるでしょう。
山田哲人(ヤクルト)
今後の「トリプルスリー」期待の星。交流戦首位打者も獲得した今シーズンは、打率.327、17本塁打。50m 5秒8の俊足を活かし、今シーズン9個の盗塁を来年以降伸ばしていけるかが注目です。
(成績は2014年8月3日試合終了時点)
高い次元でのバランス
「トリプルスリー」を狙う選手は、今後の侍JAPANを背負っていくであろう選手ばかりです。高い次元でのバランスのとれた選手が数多く揃う侍JAPANが、WBC世界一奪取の鍵になるはずです。
皆さんはどの選手が一番トリプルスリー達成の可能性が高いと思いますか??
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