夏の甲子園優勝・準優勝の作新学院と北海。新チーム始動が最も遅い2チームの秋はどんな戦いを見せるのか。
- 2016/9/10
- 高校野球
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甲子園決勝から新チーム初戦までわずか2週間
作新学院の優勝で幕を閉じた2016年夏の甲子園。夏の甲子園決勝の作新学院と北海の試合は決勝らしい試合でした。
夏の甲子園で最後まで勝ち上がったこの2校は、新チームの始動が最も遅れる事になります。甲子園を経験した下級生組がどこまでやれるでしょうか。
優勝:作新学院
ドラ1候補に躍り出た右腕 大エース今井達也と甲子園3連発 入江大生。2人の大きな穴を誰が埋めれるか!?
54年ぶり2度目の夏の甲子園優勝を果たした作新学院。
花咲徳栄の高橋昴也選手、木更津総合の早川隆久選手の2選手、関東左腕四天王との投げ合いを制したエース今井達也選手の熱投と、主砲 入江大生選手の活躍もあって危なげなく勝ち上がり、決勝でも4回表に一挙5点を挙げて、試合を決定づけ7-1と快勝しました。
新チームとなる秋は夏の甲子園決勝で、スタメンで出場し、2安打を放っている鈴木萌人選手や背番号15の内野手として甲子園を経験した添田真聖選手が中心となりそうですね。
来春センバツ甲子園の出場も懸かる、秋季栃木大会の組み合わせが既に決まっており、夏の甲子園優勝の作新学院は初戦の相手が小山南となりました。
2回戦は2014年のセンバツでベスト4入りの強豪 佐野日大と小山の勝者となり、準々決勝までに順調に勝ち上がれば、シードの国學院栃木と顔を合わせる組み合わせとなりました。
始動が遅れた中で大エースと4番の穴を補い、2季連続の甲子園を狙います。
準優勝:北海
大黒柱 大西健人が抜けるも、甲子園準優勝経験メンバー7人が残る北海。経験の差で2年連続甲子園なるか?
昨夏の甲子園では1アウトも取れずに降板。悔しいまさに経験を糧に、再び甲子園に戻ってきたエース大西健人選手が好投を続け、「甲子園での借りは甲子園で返す」の文字通りの活躍を見せました。
決勝こそ、3回途中でマウンドを降りましたが、準々決勝では聖光学院、準決勝では優勝候補の秀岳館を次々と連破しての決勝進出は歴史に残る大躍進でした。
甲子園決勝で3回途中で降板したエース大西選手の後を継いだ2年生左腕の多間隼介選手は6回を投げて、4奪三振2失点と作新学院打線を相手に好投を見せました。
さらに、野手陣では5番一塁で先発した川村友斗選手、決勝で唯一の打点を叩き出した鈴木大和選手、エース大西選手の女房役として支え続けた2年生捕手の佐藤大雅選手ら、甲子園経験メンバーが多数残りました。
新主将の佐藤大雅選手、決勝で登板した多間選手らが中心となり、挑んだ秋季道大会。初戦の相手は昨春センバツ準優勝の東海大札幌となり、甲子園準優勝対決として注目を集めた一戦は、東海大札幌が、8回に一挙4得点を挙げて逆転し、5-3で東海大札幌が逃げ切りました。
北海の来春センバツは絶望的となりましたが、今夏の甲子園準優勝チームも秋季道大会では初戦敗退していました。
悔しさをバネに2年連続の夏切符を目指します。
甲子園連覇 vs 2年連続
甲子園に再び戻ってくるという重圧を背負う2校。新チームの来夏の行方は?
新チームとなった作新学院と北海。作新学院はセンバツベスト4入りの実績もある佐野日大や国学院栃木が揃うブロックに入り試練の戦いとなりそうです。
この試練を乗り越えて、センバツをたぐい寄せられるでしょうか。北海は秋季道大会、いきなり東海大札幌との対戦で、甲子園準優勝の意地を見せながらも初戦敗退となりました。
甲子園連覇や2年連続出場の様々なプレッシャーがのしかかってくる中で新チームはどんな戦いを見せるのか、夏の甲子園優勝 作新学院の秋、夏の甲子園準優勝 北海の2年連続の夏は果たしてどうなるのでしょうか?!
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