高校1年からメンバー入り!ミレニアム世代の中学時代の実績
- 2016/7/22
- 高校野球
- 高校1年からメンバー入り!ミレニアム世代の中学時代の実績 はコメントを受け付けていません
中学時代から全国区のスーパー球児たち
中学時代から「スーパー中学生」と注目された大阪桐蔭の根尾選手や、恵体から繰り出される最速143キロの速球を放る東海大甲府の小野寺選手など、1年生からベンチ入りを果たしている注目の2000年生まれ「ミレニアム世代」。高校1年からスタートダッシュを決めた球児たちは、中学時代は一体どんな選手だったのでしょうか。2016年夏、メンバー入りを果たした5選手の中学時代を紹介します。
中学3年時に最速146キロを計測した剛腕
根尾昴:大阪桐蔭(投手)
大阪桐蔭に入学し、早速夏の府大会のメンバー入りを果たした根尾選手。1年生とは思えない最速146キロの豪速球と野手でも打撃で魅せる大阪桐蔭の二刀流選手です。
中学時代は岐阜県の中学硬式野球クラブ、飛騨高山ボーイズに所属していました。飛騨高山ボーイズは2011年に日本少年野球連盟に登録されたばかりの出来立てのチーム。
その飛騨高山ボーイズのエースとして君臨し、日本選抜メンバーにも選出。日本代表としてボーイズリーグ世界大会で優勝を果たし、10年に1人の逸材と言われています。
実は野球だけでなく、全国中学スキー大会男子スラロームで優勝しており、中学時代は生徒会長を務め、成績もオール5でまさにスーパー中学生と言われる選手です。
恵まれた身体から放たれる最速143キロの速球は威力十分!
小野寺瑞生:東海大甲府(投手)
山梨の名門 東海大甲府のエース菊池投手・松葉投手の二枚看板がいる中で、夏の県大会のメンバー入りを勝ち取った1年生右腕 小野寺選手。身長はすでに180センチ超で体重も90キロ台と恵まれた体格も超高校級です。中学時代から日本代表に選出されるなど凄い投手として名を馳せていました。
神奈川県出身で、硬式野球クラブの川崎中央リトルシニアに所属。3年時にはジャイアンツカップ出場、全国大会出場、ベイスターズカップ3位、関東大会3位など、チームの中心として華々しい成績を残しています。さらに、U15アジアチャレンジカップで日本代表にも選出された将来が楽しみな右腕です。また、ベイスターズカップでは打者としても活躍し、横浜スタジアムでホームランを2本放つなど二刀流としても注目です。
1年時の清宮超えの期待がかかる1年生大型スラッガー
野村大樹:早稲田実業(内野手)
すでに早稲田実業の4番を座る野村選手。早稲田実業は2015年当時1年生だった、清宮幸太郎選手が夏の西東京大会、夏の甲子園で大活躍し、”早実に清宮あり”を知らしめたばかりです。しかし、この野村選手が今春入学し、1年生とは思えない打球を飛ばしまくり”早実に清宮・野村あり”と思わせる活躍振りを見せています。
中学時代は強豪 大阪福島リトルシニアに所属し、当時から注目を浴びる打者でした。チームとしても好成績を残しています。
中学時代のチーム成績
- 2014年リトルシニア選抜大会1回戦
- 2015年リトルシニア選抜大会8強
- 2015年リトルシニア全日本8強
- 2015年ジャイアンツカップ出場
と数々の全国大会に出場しています。さらに、U15日本代表のメンバー入りを果たしており、若くして日の丸を背負っていました。どっしりとした構えから凄まじいパンチ力を持ったバッティングを見せます。あの清宮選手も「野村に回せばなんとかなる」と絶賛するほどの1年生スラッガーです。
名門でいきなりリードオフマン抜擢!久々の甲子園導けるか!?
小園海斗:報徳学園(内野手)
名門 報徳学園で1年春から「1番ショート」でレギュラー獲得を果たした小園選手。春の兵庫大会では神戸国際大付の注目左腕 東郷投手からライトフェンス直撃弾を放ち、高い打撃センスを見せています。
中学時代は名門 牧方ボーイズに所属し、3年春の全国大会で全国制覇を成し遂げました。U15日本代表にも選出されており、世界大会優勝に貢献しています。50m5秒9の俊足と高いミート力を持ち、俊足巧打でチームを引っ張ります!
ハマのオコエはスケールも超ビッグ!
万波中世:横浜(外野手)
190㎝近い身長に90㌔台の体重で1年生とは思えない体格。そのスケールはすでに超高校級の万波選手。夏の神奈川大会にもメンバー入りを果たし、打ってホームラン連発、遠投100m以上の強肩を武器に聖地お披露目も期待です。
中学時代は東練馬シニアに所属していた万波選手。横浜高校へ入学してからは外野手に専念していますが、中学時代は最速138キロの本格派ピッチャーとして活躍していました。さらに、陸上部も兼任し、中学1年時に50mハードル都2位、砲丸投げ都優勝を果たしています。打っても守っても、運動神経の高さが光る選手です。
ミレニアム世代は黄金世代の予感
大阪桐蔭には最速146キロ右腕の根尾選手の他に、類い稀な野球センスでレギュラーを虎視眈眈と狙う藤原選手もいます。東海大甲府では140キロ台を投げる小野寺選手、キレのある変化球を投げる左腕 渡部選手の将来の二枚看板がすでにメンバー入り。名門報徳の小園選手がチームを勢いづける1番に、早実は清宮選手を差し置いて1年生の野村選手が4番に座ります。
1年時から球界を盛り上げそうな選手たちですが、やはり最後の夏となる100回大会でも大きく輝いて欲しいと思っています。今でこれほどの力を持つ選手達が最終学年になったらどれだけの選手になっているのか、楽しみですね!
いいね!して
いち早く記事を読もう!
▼ ▲
G-TIMESベージに[いいね!]しよう!