高校野球に新たな風を起こす!?常識を打ち破る2つの高校!
- 2014/12/15
- 高校野球
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個性的なチーム方針!
野球には高校野球チームはみんな坊主、一塁にランナーが出たらほぼバントなどの常識や文化がありますがみんな同じように野球をしていたのでは面白くない!と言う事で今回は野球の常識にとらわれないユニークなチームについて紹介して行きたいと思います。
日本の高校野球に新風を!
慶應義塾高等学校硬式野球部
慶應義塾高等学校硬式野球部は春8回、夏17回の甲子園出場を誇る強豪校でありながらもそのユニークで伸び伸びとした野球姿勢から「エンジョイベースボール」の名で広く知られています。野球部選手心得の中で“日本一を目標とし、古い体質の日本の高校野球に新風を吹き込む。”という文言があり他の学校やこれまでの高校野球の文化、常識を打ち破り独自の道を切り開こうと言う強い意志が感じられ随所に行動としてそれが表れています。
1. 坊主を強制しない
坊主を強制しても強くならないという事を現監督の上田誠氏は強く言っており実際に試合を見ていても坊主でない選手も数多く見受けられます。
2.冬季トレーニングはユニフォームでなくジャージ
冬季トレーニングでは筋トレやラン等を行いますがより動きやすくトレーニングの効果を最大化させるためにユニフォームでなくジャージ、手袋、アップシューズで行います。
3.監督、コーチに対して意見を出すべし
チームは監督、コーチの物でなく選手が作り上げる物であるため納得がいかなければ監督、コーチにとことん質問して解消して行きます。
弱くても勝てます!
開成高校野球部
アイドルグループ嵐の二宮和也さんが主演を務めてドラマ化もされ一時期話題を呼んだ開成高校野球部ですが、そのユニークさは群を抜いています。開成高校野球部は週に一度、三時間しか練習する時間がありません。しかし、平成17年夏には東東京ベスト16、平成24年にはベスト32に進出しています。また青木監督は開成高校野球部は「うまくなるため」ではなく「勝つため」の野球をしていると言っています。どのような事をしているのでしょうか。
1.練習はほぼ打撃、ひたすら打ちまくる
限られた練習時間で勝つための野球を実現するためには守備より打撃に時間を割かないと結局負けてしまう。それなので時間のかかるサインプレーやバント練習もせずただひたすらに打って打って打ちまくります。
2.巨木打ち、サッカーボール打ち
打撃においてただ振るだけでなく力強く振る事を追求するため巨木をプラスチックバットで叩き、サッカーボールを使ってティーバッティングをする。
3.追いかけながら捕るゴロは捕らない
球を捕る時には捕りやすい場所に移動する局面と球を捕る局面の2つがありそれを同時に行いミスが起こりやすい、追いかけながら捕るゴロはリスクが高いため捕らないで良い。
この2チームのようにユニークなチームはまだまだあり、野球に新たな風と面白さを与えてくれます。これからは強いチームだけでなくユニークなチーム等にも注目をしてみると面白いかもしれません。
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