「風が吹いた方が外野は面白い」イチロー・田口を育てた名手!本西厚博ってどんな人?
- 2016/4/19
- プロ野球
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2016年信濃グランセローズの監督に就任
信濃グランセローズの監督に就任した本西厚博氏。現役時代は、「外野の名手」として活躍し、イチロー選手と田口選手を「育てた男」とも言われています。今回は、本西氏の選手時代の球歴とエピソードに迫ります。
名手 田口壮も絶賛する堅実な守備力
1986年ドラフト4位で阪急ブレーブスに入団。ルーキーイヤーの1987年から一軍に定着し、堅実な外野守備の名手として名を馳せる事になります。
1994年には、レフトに田口壮選手、ライトにはイチロー選手と、後にメジャーリーガーとして活躍する2人の育成にも着手しました。
「センターの本西さんが上手かったから、右中間、左中間を抜かれる感覚がなかった」
「メジャーの守備はテクニック面では大した事はない。位置取り、スタートダッシュは本西さんの方がずっと上です」
と田口選手は語っています。
田口・本西・イチローの外野陣は球界随一の守備を誇りました。また、現QVCマリンスタジアムでの守備は難しくなかったかの問いにも、
「むしろ風がある位の方が守備は楽しかった」
と本西選手は平然と言ってのけました。
引退後はコーチ、解説者として活躍
引退後は2002年に千葉ロッテでコーチで努め、ラジオでの解説員として参加。また、社会人野球千葉熱血MAKINGのヘッドコーチも歴任。2010年、東北楽天、2013年、韓国ロッテ・ジャイアンツの走塁インストラクター、NHK・BSでのメジャーリーグの解説を担当と、指導者・解説者として両面で活躍しました。
イチローにも厳しさを貫く男
今季、信濃グランせローズの7代目の監督に就任しました。BCリーグ発足10年。未だ、成し遂げていない優勝に向けファンの期待も高まっています。
「選手を起用するのは僕ですから、責任は一切、僕にある。ここで起用する監督が悪い位に開き直った大胆なプレーをして欲しい」
と抱負を語り、
「ファンの皆さんに育ててもらう選手になってもらいたいから出来るだけ多くの方に球場に来て頂きたい」
と続けます。自身初の監督業。球界一の外野手と言われただけに厳しさも合わせ持ちます。あのイチロー選手の守備にさえ
「巧くない。魅せるプレーが多く基本から外れている」
と苦言を呈しました。
自身の経験と技術を選手に伝え、初の優勝へとチームを導くことができるのか、指揮官としての手腕に期待です!
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