ありがとう稲葉!ファンから愛され選手に慕われた男のエピソード集

  • 2014/10/22
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敵味方関係なく最後は胴上げ

福岡ソフトバンクホークスと北海道日本ハムファイターズのクライマックスシリーズのファイナルステージ終了後、今季限りで引退する稲葉篤紀選手は、金子誠選手とともに、両軍の選手に胴上げをされました。このシーンは、今シーズンのプロ野球の中でも最も感動的なシーンの一つとなったでしょう。今回はそんな皆から愛された稲葉選手の印象的なエピソードをまとめてみました!

イチローと同じバッティングセンターに通っていた少年時代

イチロー選手と稲葉選手は同じ愛知出身。少年時代にこの2人は愛知県豊山町の空港バッティングセンターに通っていたそうです。会話はなかったそうですが、当時稲葉選手はイチロー選手のバッティングを見て、感心していたそうです。その後、稲葉選手は中京高校(現・中京大中京高校)、イチロー選手は愛工大明電高校という愛知の名門校へ進学していきました。

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プロ入り初打席初ホームラン

法政大学の4番打者として活躍し、1994年にヤクルトスワローズに3位指名を受けてプロ入りを果たします。1995年6月21日には、プロ初出場初打席初ホームランを記録します。「初打席初ホームランを放った選手は大成しない」と言われており、それに対しての負けん気もモチベーションとなったとも語っていたそうです。

野球ファンみんなで稲葉ジャンプ

稲葉選手の応援としてお馴染みなのが、ファンファーレに合わせて一斉にファンがジャンプする通称:『稲葉ジャンプ』。引退発表後は、敵チームのファンたちも稲葉選手に敬意を表し、『稲葉ジャンプ』を行う場面もありました。

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ファンファーレ&稲葉ジャンプ、そして、応援歌。

「今見せろ お前の底力を 
  突き進め 勝利をつかみ取れ」

この一連の流れは、プロ野球史に残る応援の一つといってもいいでしょう。

イチローの「神の一打」をサポートした稲葉の気遣い

少年時代のバッティングセンターでの出会い。高校時代の愛知県予選決勝での対戦。プロ入りから縁が深かった2人が、プロ入り後、第2回WBCの日本代表で初めてチームメイトとなりました。この大会で不振に苦しんでいたイチロー選手に対し、唯一の先輩であった稲葉選手が積極的に声をかけていたそうです。また、イチロー選手を元気づけるために、「みんなでイチロー選手を真似て、ユニホームのストッキングを出そう」という呼びかけにも積極的に参加しました。WBCの最中、「心が折れそうになった」と語ったイチロー選手。決勝の韓国戦でのタイムリーは、稲葉選手の気遣いが後押ししたと言っても過言ではないでしょう。

可愛いエピソードも

実は稲葉選手、大のポテトチップス好きだそうです。オフにポテトチップスの食べ過ぎにより、体重が100kgオーバーしてしまったこともあるそうです。この話を聞きつけたお菓子会社の大手の湖池屋は、昨オフ、約40%のカロリーオフに成功したノンフライ製法のポテトチップスを無償提供したそうです。

11月には、日米野球の日本代表の打撃コーチを務めるなど、早速第2の野球人生を歩みだす稲葉選手。今後の稲葉選手の活躍も楽しみですね!

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吉田 将来

投稿者プロフィール

GiGAthlete inc. Marketing

2006年夏の甲子園決勝再試合。
斎藤佑樹投手に憧れ、早稲田実業硬式野球部に入部。
2年秋からマネージャー兼助監督

大学1年時から株式会社ギガスリートにインターンとしてジョイン。
草野球リーグG-LEAGUEの飛び込みグラウンド営業や、
野球特化メディアの運用・記事執筆を担当。

大学卒業後、ギガスリートに新卒入社。

現在は、ビヨンドマックス ホームラン競争 企画・動画制作も行なっています。

Twitterでは、野球に関する様々な情報・意見もつぶやいています!
https://twitter.com/my_fyutya
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