デッドボールの多さは強打者の証?歴代のデッドボール数トップ5の打撃成績から考える
- 2016/8/20
- プロ野球
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勝負を分けるインコースの攻防
一球で塁に出れる代わりに、打者としては怪我にされてしまうケースも非常に多いデッドボール。野球界にはこれまで、デッドボールの多い打者というのが何人もいました。では彼らに共通するものとは何なのか、考えていきたいと思います。
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なぜデッドボールを食らうのか?
デッドボールをもらうということはインコースを責められているということ。強打者を抑えるためにはインサイドの攻め方が重要になってきます。2016年打撃絶好調の大谷翔平選手を抑えるためにも各球団の監督が口を揃えて「インサイドを上手く使え」と言っています。
歴代デッドボールランキング
- 1位 清原和博 196個 通算2338試合出場
- 2位 竹之内雅史 166個 通算1371試合出場
- 3位 衣笠祥雄 161個 通算2677試合出場
- 4位 井口資仁 146個 通算1830試合出場
- 5位 村田修一 143個 通算1798試合出場
これらのランキングを見ると非常に強打者揃いであることがわかります。
- 1位の清原選手は通算本塁打525本塁打。
- 2位の竹之内選手は清原選手より約1000試合少ない出場の中で216本塁打。
- 3位の衣笠選手は通算安打数2543安打で本塁打数は504本。
- 4位の井口選手は日米通算2185安打、日米通算288本塁打の現役選手。
- 5位の村田選手はプロ14年目の途中で325ホーマーのスラッガー。横浜時代ほど本塁打量産とはいってませんが、2016年は横浜時代さながらの勝負強さで打線を牽引しています
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投手も打者も恐れないことが好結果につながる
投手にとって内側を攻めるということは、当てる可能性もあれば甘く入って持って行かれる可能性もある、なかなか勇気のいるコースです。打者としてはインコースを意識づけされるとなかなか思い切って踏み込めないことも多くなってしまいます。
結局、投手は失投や死球になることを恐れず、打者は当たることを恐れずにしっかり踏み込んで自分のバッティングをする。デッドボールの多い打者というのはよく言えば踏み込むがために避けきれないという見方もできます。そのような打者たちに向かって恐れずに内側を攻めていくことが好勝負へとつながるのでしょう。
また、ブレイク後のスラッガーが活躍を続けていくには、怪我の予防も含めて、インコースの対処が重要になってくるのは間違いありません。
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