開幕から猛打爆発!キューバ出身のダヤン・ビシエドってどんな選手?
- 2016/4/19
- プロ野球
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開幕から猛打爆発!
2016年シーズンが開幕し、盛り上がりを見せるプロ野球。その中で、一際目立つバッティングを見せているのが、中日の新助っ人ダヤン・ビシエド選手です。開幕10試合で打率.444 16安打 4本塁打 8打点と猛打を見せています。いったいビシエド選手とはどんな選手なのでしょうか?その経歴を探ってみました。
リナレスと比較されてたほどのキューバ時代
中日にも在籍したオマール・リナレス選手を覚えていますでしょうか。ビシエド選手と同じくキューバ出身で、元祖「キューバの至宝」です。キューバでは伝説的なバッターで、国内リーグで圧倒的な成績を残しオリンピックでも活躍します。15歳という若さでキューバの国内リーグでデビューし、2年目から打率.337 14本塁打 58打点(86試合)をマークしたビシエド選手は、そのリナレス選手と比較されるほどの逸材でした。日本で言うと松井秀喜選手と比較されるようなものでしょうか。
ビシエド選手はキューバリーグでリナレス同様に圧倒的な成績を残し、2006年のWBCの候補選手にも選ばれます。そして2008年19歳の時にいかだで亡命し、シカゴホワイトソックスと契約します。
フリースインガーだったホワイトソックス時代
キューバの先輩である「キューバン・ミサイル」ことアレクセイ・ラミレス選手が所属していたことも、ホワイトソックスと契約した理由の一つかもしれません。2010年にメジャー昇格を果たし、38試合に出場し打率.308 本塁打5本と大器の片鱗を見せます。ビシエド選手の特徴は、「フリースインガー」だということです。147試合に出場した2012年は四球はわずか28個でした。
MLB通算(5年)
- 483試合
- 打率.254
- 66本塁打
- 211打点
2012年には25本、2014年には21本のホームランを放っており、広角に強い打球を打ち分けられる打力はメジャーでも健在でした。年齢も27歳と、今後の伸びしろも存分にあると言えるでしょう。
日本での活躍できるかは変化球に我慢できるかがカギ
いきなり開幕戦から3試合連続本塁打という新外国人史上初の快挙を達成します。本塁打だけでなく単打、二塁打、そして凡打も打球が速く、期待以上のバッティングを見せています。開幕カードでは四球が0。こちらも前評判通りの早打ちを見せています。メジャーリーグ以上に「かわす」投球の多い日本人投手の攻め方に、しっかりと我慢し、自分のバッティングを貫けるかが一年を通じて活躍できるかのカギになりそうです。
中日ドラゴンズに明るい希望をもたらしたビシエド選手は、シーズンを通して活躍できるでしょうか。タイロン・ウッズ選手やトニ・ブランコ選手のようなバッティングを期待したいですね!
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