あなたが注目する若手ピッチャーは?ブレイク予想『投手編』
- 2016/3/31
- プロ野球
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次世代のエース候補生たちの成長曲線に注目
若手選手が続々と台頭しつつあるプロ野球。今回は、2016年ブレイクが期待される4投手二注目してみました。4投手ともに、入団直後からプロの世界を体感し、試行錯誤を繰り返し、成長のきっかけをつかみつつあります。
「能見二世」岩貞祐太 (阪神2013ドラフト1位)
即戦力投手と期待されて阪神に入団した岩貞投手ですが、プロ入り2年でシーズンわずか2勝と、伸び悩んでいます。なんとか殻を破りたいと、アジア・ウインターリーグに初参加。すると5試合で2勝、防御率0.53と圧倒的な投球を見せました。さらに、17回を投げて27奪三振と、奪三振もかなり多いです。
好調の要因は、秋季キャンプで軸足にしっかり体重を乗せた投球フォームにじっくり取り組んでいたことが挙げられます。秋のフォーム改善がウインターリーグでの快投に繋がりました。秋冬で進化を見せた今季こそ、開花の時を待ちます。
次世代の巨人 左腕エースへ !田口麗斗 (巨人2013ドラフト3位)
高校時、松井裕樹投手と同類の縦のスライダーを投げ注目されていたのが、田口投手で、代名詞はもちろん縦に滑り落ちるスライダーです。昨季、初めて1軍を経験し、3勝をマークした若き左腕の活躍にファンも期待しているでしょう。
田口選手は昨季、大竹選手の代役として抜擢され″10代でのプロ初登板初勝利″はジャイアン史上7人目という快挙を成し遂げ、伸びしろもたっぷりです。数年後には、「巨人の先発左腕といえば田口麗斗」そう言われるような活躍を期待しています。
剛球復活! 安樂智大 (楽天2014ドラフト1位)
最速157キロをマークしたストレートで甲子園を沸かせた安樂投手ですが、プロ入り後は、ストレートは140キロ台にとどまっていました。しかし、、じっくりと調子を戻し、2015年10月5日ソフトバンク戦で、プロ初先発初勝利を飾りました。
現在は最速149㌔に戻っており、フォームの躍動感も徐々に取り戻しつつあります。まずは、じっくり成長してほしいところですが、上手くハマれば今季、先発ローテの座を掴むのではないでしょうか。将来的には楽天のエースとして活躍してほしいところです。
バットにも注目?!飯塚悟史 (横浜2014ドラフト7位)
入団後に怪我をし、早くも身体作りに専念することになった飯塚投手。この身体作りがしっかり飯塚選手の投手としての土台を作りました。
昨季の登板はたった5試合で、投球回数はわずか15イニングですが、防御率は0.60と圧倒的な数字を残しました。最初から身体作りに専念したおかげで、入団時より上手く下半身が使えるようになったことで、フォームがダイナミックになり、球威も格段と良くなりました。2年目となる今季、まずは1軍デビュー、しっかりチャンスを掴み、新人王レベルになれる素材だと思っています。
高校時は投手だけでなく、左のパワーヒッターとして打撃でも、評価が高かった飯塚選手。2年秋の明治神宮大会で3ホーマー(内1本バックスクリーン弾)。最後の夏の甲子園でも打率.400、5打点と大暴れしました。投打に力があり、9番打者の″ハマの二刀流″で活躍できる素材だと思います。今季はもちろん投手一本に絞って、まずは1軍デビュー。期待しています。
4投手それぞれ自分の武器を磨き、きっかけを掴めさえすれば大きく伸びる可能性を持ち、将来が非常に楽しみです。誰が2016年ブレイク男となるのか、注目です。
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