目指すは山田哲人超え！

ヤクルトの山田哲人は、高卒4年目の2014年に193安打、2015年にはトリプルスリーと一気にスターの仲間入りを果たしました。名門高校出身の若手が虎視眈々と目指すは山田哲人超え！とばかりにスタメンを狙っています。

今回はそんな「高卒スラッガー」に注目し、2015年ブレイクが期待される野手をピックアップしてみました。

 

プロ2戦目で逆転満塁本塁打：上林誠知 (2013年ソフトバンク4位 仙台育英)

2015年シーズン、劇的なプロ初アーチを放った上林選手。

• 88試合 打率.334 103安打 10本塁打

2軍成績では圧倒的な成績を残しました。パワーとミートを持ち合わせた打撃が持ち味です。肩も強く、打って守ってができる選手です。走力と四球を選ぶ出塁力をつければ、トリプルスリーも夢ではありません。順調にいけば1軍スタメン奪取、『鷹の稲葉』としてチームの顔になれる選手です。

 

快足オールラウンダー：松本剛 (2011年日本ハム2位 帝京)

若手の成長ぶりが目立つ日本ハムで、2016年ブレイクしそうなのが、イースタンリーグ打撃部門4位の松本選手で、昨季の2軍での打率はチーム最高の.285をマーク。高校通算33本塁打を放っている松本選手、打撃面での成長が著しいです。

• 渡辺諒選手(2013年ドラフト1位 東海大甲府)
• 浅間大基選手(2014年ドラフト3位 横浜)
• 高浜祐仁選手(2014年ドラフト7位 横浜)

近年で若手野手がひしめくチームで、高卒5年目となる松本選手も負けてはいられないでしょう。足が速く長打も打てる選手で、どんどん長所を伸ばし今季はワンチャンスをものにしてほしいところです。

 

甲子園を沸かせた強打でレギュラー奪取へ：北條史也 (2012年阪神2位)

北條選手は、2軍でじっくり経験を積み、打撃・守備の両面でグッと成長してきました。

同じポジションには鳥谷敬選手という絶対的な壁が立ちはだかり、1軍の出場機会に恵まれていませんが、いずれは鳥谷選手のポジションを脅かす存在になれるポテンシャルを持っています。2015年の2軍打撃成績は打率.243 10本塁打 43打点と好成績を残しました。打席に立てば何かやってくれるのではと思わせてくれる選手です。

高校時、甲子園のバックスクリーンに特大ホームランをかっ飛ばした北條が再び見れるのでしょうか。鳥谷選手に追いつけ追い越せの活躍を期待したいところです。

 

今回挙げた選手以外にも、若くして将来のレギュラー候補、主砲候補の選手は紹介しきれないくらいまだまだおり、現レギュラー選手達も油断していられないのではないでしょうか。若い選手がどんどん出てくることは良いことです。

近い将来、いや、2016年山田哲人選手を越えるブレイクを果たす選手がいるか注目です！

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