将来性重視のドラフト、その現在に迫る!連覇中ホークスの今後を担う期待の5選手を紹介
- 2016/9/2
- プロ野球
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二刀流・最速152キロ・高校通算97発〜
14・15年ドラフト指名の若鷹たちがV10へ加速させるか?
2014年、2015年と日本シリーズ連覇中の福岡ソフトバンクホークス。過去2年のドラフトは将来性重視で、なんと高卒選手を10人指名しています。ソフトバンクホークス中心選手の今宮選手も高卒です。
今回は磨けばダイヤモンドになりそうなスター候補を紹介したいと思います!
可能性を感じさせる未完の大器
2014年ドラフト1位 松本裕樹 盛岡大付
肘の故障も抱えながら、夏の甲子園1回戦では変化球主体のピッチングで、140キロカルテットを擁する東海大相模を3点に抑え、チームを勝利に導きました。最速150キロの直球に頼らない大人のピッチングができるピッチャーです。
打撃でも通算54本塁打をマークしており、その野球センスに惚れたソフトバンクホークスが単独1位指名しました。
即戦力より将来性を重視したソフトバンクホークスにとって、松本選手の故障の不安は関係ありませんでした。じっくりゆっくり育てて、世代交代の時が来た時に、完成されたピッチャーになってほしい選手です。2軍や3軍で経験を積んでいます。
5月22日の交流戦では、先発ピッチャーとして徳島ISを9回完封。東海大相模戦以来の9回完投勝利を挙げており、将来が楽しみな大器ですね。
きっかけ掴めば、レギュラー獲得も!センス抜群のキャッチャー
2014年ドラフト2位 栗原陵矢 春江工
1年生ながら4番としてチームを引っ張り、春江工を初めて聖地に導いた栗原選手。1年秋は県大会準優勝、北信越大会初出場初優勝を果たしています。決勝の敦賀気比戦で2ランホームランを放っています。
最後の夏はまさかの初戦敗退も、U18アジア選手権の日本代表に選出され、7番捕手で打率4割をマークしています。
二塁送球1.8秒を誇る強肩と高校通算本塁打26本の打力を買われ、ソフトバンクホークスから2位指名を受けました。まだ一軍の出場はありませんが、二軍、三軍で経験を積み、打って守ってで、一軍の正捕手を虎視眈眈と狙います。