なぜ追い込んでから1球外す?ツーストライクからの3球勝負が少ない理由
0-2→1-2で打率が急上昇!
日本の野球をみているとツーストライクからの外し球が多いことに気づきます。4球目の布石になっているならまだしもほぼ何のための外し球なのかわからないものが多いようにみうけられます。そこでこの1球はなにを意味するものなのか検証してみました。
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「遊び球」は投げるべきではない?
2016年シーズン好調をキープしているバッターのカウント別成績を見てみると、
坂本勇人
- 0ボール2ストライク 打率.250
- 1ボール2ストライク 打率.319
筒香嘉智
- 0ボール2ストライク 打率.154
- 1ボール2ストライク 打率.268
角中勝也
- 0ボール2ストライク 打率.269
- 1ボール2ストライク 打率.365
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この数字を見てみると、3球目をわざわざ外すことは、自らバッターのヒットの確率を上げているようなものとも言えるでしょう。バッテリーは打者を追い込んだら、早々に勝負した方が良いと、この数字は物語っています。ボール球を挟んで「遊ぶ」ほどバッテリーは自らの足元を危うくします。
一流と呼ばれるの打者たちでも、1ボール増えただけで打率が一気に上がります。例外となる打者はなかにはいるものの、2ナッシングのカウントでの打率の方が圧倒的に投手有利と言えるでしょう。
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