今話題の「タイブレーク制」とは
- 2014/8/6
- 高校野球
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猛暑が続く日本で今年も夏の風物詩である高校野球が数々のドラマを生みました。そんな中、日本高校野球連盟が春夏の甲子園大会でタイブレーク制の導入に対して賛否両論噴出している。タイブレーク制は高校野球にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
ちなみに、すでに神宮大会や国体、今春からの地区大会でも採用されています。
タイブレーク制とは
高校野球特別規則
13.延長回数の制限とタイブレーク制度、引き分け抽選制度の採用について
9回を終えて同点で延長に進む際に10回からは両チーム1アウト満塁から攻撃が始まるとし、試合時間短縮、投手の負担軽減を目指すものです。得点しやすいよう最初の攻撃が任意の打順(1番から始めても4番から始めてもよい)で行えるため、点の入る可能性が高い。継続された場合は、前イニングの最終次打者から始めなければいけません。延長に入ると後攻チームが有利とされるが、先攻チームは1点でも多く取れるよう攻めるだけなので、ある程度のリードを奪えれば守りやすくなります。したがって、先攻が有利という見方が一般的です。
なぜ必要なのか
メリットとしてはやはり高校野球で日々議論の的となる投手の負担軽減が最も大きな目的だと考えられ、その後の野球人生に向けて肩の消耗を控えて繋げて行きたいという事です。そして近年猛暑日が増え35度を超す炎天下の中、グラウンドで熱中症などで健康被害を出さないため、というなにより「選手の健康を第一に」というものです。
高校野球は誰のためのものか
しかし、タイブレーク制を導入するだけでなく投手の投球制限が必要という事等その他様々な意見があがっておりタイブレーク制を含め現状の高校野球は改善点が山積しています。もしかすると高校野球は大きな転換点に来ているのかもしれません。
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