小っちゃくったってプレーは超一流!プロの世界で大きく羽ばたいた『小さな巨人』たち
- 2014/9/14
- プロ野球
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『小さな巨人』
小柄な身体の全てを使って生み出すダイナミックなプレー。その大柄な選手たちに引けを取らない選手たちを、敬意を込めて『小さな巨人』と観る者たちは名付けました。
170cm前後というプロの世界では小柄な体格ながらも、印象に残るプレーをし、そして引けを取らない実績を残している5人の選手たちを集めてみました!
石川雅規 東京ヤクルトスワローズ 167cm
- 1年目から先発ローテーションを守り、12勝を挙げ、新人王を獲得する。
- 多彩な変化球のキレと通算与四球率1.41という制球力を活かし、打たせて取るピッチングが持ち味。
- 入団から10年間で9度の二桁勝利を挙げ、2011年には史上128人目の通算100勝を記録した。
- 開幕投手を7度務め、21世紀ののスワローズの投手陣を牽引している。
平野恵一 阪神タイガース 169cm
- 内野、外野守れるユーティリティープレーヤーで、ベストナイン・ゴールデングラブ賞を2度ずつ受賞。
- 怪我を恐れないダイビングキャッチや思い切りのいいヘッドスライディングなど、ガッツ溢れる全力プレーが持ち味。
- 2006年にフェンス衝突して大怪我を負い、選手生命の危機に立たされる。しかし、2008年にはリーグ最多の47犠打を記録するなど、2番打者としてシーズン通してチームに貢献し、カムバック賞を受賞する。
- 2010年には青木宣親(現カンザスシティ・ロイヤルズ)に次ぐ、リーグ第2位の打率.350を記録。
次世代の「小さな巨人」
今宮健太 ソフトバンクホークス 172cm
- 明豊高校時代は高校通算62本塁打、中心選手として3度の甲子園出場。
- 50m走6秒1の俊足と高校時代154キロも記録した強肩を活かした高い守備力が持ち味で、正遊撃手として142試合に出場した2013年に初のゴールドグラブ賞を受賞。
- 2013年の「2013 BASEBALL CHALLENGE 日本 VS チャイニーズタイペイ」の日本代表に選出されるなど、今後の活躍に期待される。
森友哉 埼玉西武ライオンズ 170cm
- 大阪桐蔭高校時代は2年生ながらも正捕手として春夏連覇を経験するなど、甲子園に4度出場。甲子園通算打率.473 5
- 本塁打をマーク。
- 1年目の今季46年ぶりとなる高卒新人の3試合連続本塁打を記録
- 9月12日現在、打率.353(34打数12安打)、4本塁打を記録し、今シーズン残りの活躍も期待される。
「小さな大打者」
若松勉 元ヤクルトスワローズ 168cm
- 19年間ヤクルトアトムズ、スワローズで活躍した「ミスタースワローズ」
- 2度の首位打者、通算2173安打で日本人選手歴代最高の通算打率.319を誇る。
- 2009年、野球殿堂入りを果たす。
- 2001年に日本一となった直後の胴上げでは、体重が軽いために宙返りしてしまった。
海外のとんでもない「小さな大打者」!?
ホセ・アルトゥーベ 165cm
- 現役メジャーリーガーで最も小さい選手。
- デビュー後の3年間で2度のオールスター出場も果たした人気選手。
- メジャー3年目の今季大ブレイクし、両リーグ最速で200安打を記録。
- 現在、打率.337 52盗塁でアメリカン・リーグ首位打者&盗塁王。
「フィールドにいるときは皆と同じさ」
「身体が小さいから…」その考え方は、まだまだ野球界には存在します。しかし、小柄な体格の中でも、どうしたら自分は生き残れるか。プロで活躍できるのか。血の滲むような努力や試行錯誤をしてきたことでしょう。しかし、ホセ・アルトゥーベ選手はクールにこう語ります。
I feel like I’m a normal guy. I’m the same size as everybody else when I’m on the field.
「別に普通だよ。フィールドにいるときは他の皆と同じサイズさ」
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