東京六大学野球の来年は大混戦!?今秋大躍進の立教大学の歴史を振り返る
リーグ戦を盛り上げた立教
10月28日に、立教大学は明治大学に敗れ、15年ぶりの優勝はなりませんでした。しかし、2014年秋季リーグ戦を盛り上げたのは紛れもなく立教大学であったと言えるでしょう。9月20日の法政大学戦から10月18日の早稲田大学戦まで7連勝。惜しくも優勝を逃したものの、その戦いぶりに、今後の東京六大学野球のさらなる盛り上がりを予感した人は少なくはないはずです。今回は、そんな立教大学に注目してみました!
最後の優勝は1999年秋季
「15年ぶりの優勝か」と話題になった今回のリーグ戦。最後の優勝となった1999年の秋季リーグ戦では、その後巨人入りした上野裕平投手、日米球界で活躍した多田野数人投手、松坂大輔投手擁する横浜高校と延長17回の死闘を演じた上重聡投手の3人の投手が活躍しました。1999年が9年ぶりのリーグ優勝。そして、この年以来、優勝から遠ざかっています。今年を含め、立教大学が躍進を遂げた年は大混戦になっています。
これまでの実績は?
- 通算成績:802勝999敗87分 勝率.445
- 東京六大学リーグ優勝 12回 全日本大学野球選手権大会 出場4回、優勝3回(1953年、1957年、1958年)
そのうち、1957年春季から1958年秋季で4連覇し、全日本大学野球選手権大会でも1957、58年には2連覇を達成しました。1957年は、長嶋茂雄さんが4年生の時でした。
個性溢れる立教出身プロ野球選手
2014年のドラフトまで、立教大学は 人のプロ野球選手を輩出しています。「ミスター」こと長嶋茂雄氏、野球漫画「あぶさん」のモデルとなった景浦将氏、近年では超スローボールでファンを沸かせた多田野数人氏など個性的な選手を育てました。野球殿堂入りを果たした、日本プロ野球初期を支えた往年の名選手も6人います。
主な立教大学出身のプロ野球選手
- 景浦将 (阪神) ☆野球殿堂入り
- 大沢啓二 (南海ー東京)
- 長嶋茂雄 (巨人) ☆野球殿堂入り
- 土井正三 (巨人)
- 杉浦忠 (南海ーダイエー) ☆野球殿堂入り
- 長嶋一茂 (ヤクルトー巨人)
- 川村丈夫 (横浜)
- 多田野数人 (日本ハム)
リベンジの期待がかかる新チーム!
2015年度の主将は、鈴木貴弘捕手。 日大三高校では3年時に全国制覇、そして今秋も正捕手として優勝争いに貢献した経験豊かな選手です。秋の悔しさをバネに、どんなチームに育っていくのでしょうか。来年の春季リーグ戦が待ちきれませんね!
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