『二刀流』大谷翔平の言葉 〜道なき道に挑戦する20歳は何を考え、どんな未来を見ているのか?
- 2014/12/11
- プロ野球
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突然現れた異次元プレーヤー
大きな飛躍の年となった2014年。3年目にして1億円プレーヤーの仲間入りも果たし、今後の成長曲線や「メジャー挑戦」を巡る動向にも注目が集まる大谷翔平選手。恵まれた体格と身体能力、卓越した技術もさることながら、20歳離れした「成長するための思考」も大谷選手の武器であると言えます。そんな大谷選手が何を考え、 どんな自分を頭に描いているのか。今回はそれを探るために、大谷選手「語録」を探ってみました。
目標設定
「毎年、ベストを目指すけど、一年一年やっていく中で、肉体的に完成形になるのは25歳あたりになるのかなと思う」
「理想は(体が)細くて、重くて、長くて、しなる棒のイメージ。それを速く振れば、当然、速い球を投げることができる」
3年目の自己評価を踏まえて、
「50%。目標を達成していない」
二刀流
「最初に僕がメジャーに行きたいと思った時は投手として評価してくれた。でも打撃も評価していただけるのならやってみたい」
「15勝以上はしたい。本塁打も今年(10本)以上は打ちたい」3年目の抱負
ピッチング
「160キロ以上を投げないと(観客に)拍手されなくなった」(苦笑)
「いつかは、160キロが普通になる時代が来る」
バッティング
「規定打席に到達するということは、それだけ信頼があるということ。期待だけじゃなくて、計算される中で使ってもらいたい」
年俸1億円突破であどけない一面も
「金額がちょっと大きいので実感もないですし。(欲しいものは)犬が欲しいんですけど。(寮生活なので)飼えないので、無理ですね」
メジャー挑戦
高校時代の自身みなぎる強気な発言
「誰もやったことがないようなことをやりたい。野茂英雄さんもそうですし、成功すれば高校からメジャーへという道も拓けると思う。160km/hの目標を掲げた時には「無理じゃないか」と言う声もあったが、そう言われると、絶対やってやるという気持ちになる。刺激というか、やる気になる」
「日本を選択した場合でも、肉体的ピークだという25歳でメジャーに挑戦していたい」
「日本人投手として最初のアメリカ野球殿堂入りを果たしたい。メジャーで殿堂入りするためにはメジャーで最低15年はやらないといけないという話なので、30歳近くになってからメジャーに挑戦するのは遅いと思う」
「マイナーリーグからはい上がってメジャーに行くことも魅力」
しかし、2年間プロ野球を経験して、このように語っています
「ここ(プロ野球)に入って、技術的や体力的な差を感じ、高校時代よりもメジャーが少し遠ざかった気がする」
そんな中、実際に日米野球でメジャーリーガーと対戦して、距離感を把握しました。
「まだまだ手のとどかない存在。1つ1つ積み重ねていく」
「甘い球やカウントを取りに行った気のない球は確実に捉えられる」
「力を入れた時に抑えることができた」
自信につながるものと自分に足りないもの。それを確かめることができた日米野球でした。
野球界に革命を起こせ!
「特に幕末が好きですね。日本が近代的に変わっていくための新しい取り組みが多くて、歴史的に見ても大きく変わる時代。革命や維新というものに惹かれるんです」
そう語る大谷翔平選手。まだまだ野球界に「革命」を起こす準備段階。「心技体」全てが一級品であり、発展途上。これからも、一挙手一投足に目が離せません!
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