ナンシキもアツい!野球人なら知っておきたい今話題の「高校”軟式”野球」とは?
- 2014/9/3
- アマチュア野球
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『軟式』高校野球
2014年の全国高校軟式野球選手権大会・準決勝の中京と崇徳の「延長50回」の試合によって、一躍脚光を浴びた「高校軟式野球」。熱戦の様子はニュースでも取り上げられ、野球人のみならず、全国の人々に知れ渡りました。そこで今回は、知っているともっと「高校軟式野球」が面白くなる知識をまとめてみました!
全国高校軟式野球選手権大会とは?
- 全国460チームの頂点を争う。(2014年現在)
- 毎年「夏の甲子園」終了後の8月下旬から開催される。
- 全国を16ブロックに分け、16の代表校でトーナメントを行う。
- 昭和31年に第1回大会が開催され、来年60回目を迎える。
僅差は当たり前?見応えのあるシビアな試合展開
今回の「延長50回」のみならず、ハイレベルな軟式野球の戦いにおいては「守り」が重要になり、僅差の戦いになります。過去6年の決勝戦は、
- 6試合全てが2点差以内、4度の1点差の試合
- 3度のサヨナラ決着
- 3度の延長戦
また、平成20年に行われた中京と作新学院の決勝戦は、延長15回の末、規定により再試合となりました。
ならではの変わった規定?
僅差のゲームが多い軟式野球の日本一を決めるハイレベルな戦い。それゆえに、勝敗が決まらずもつれることが多く、特別なルールも設けられています。
- 準決勝までの試合、延長15回で決着しない場合には、サスペンデッドゲームとなり、翌日延長16回から再開され、決着がつくまで行います。
- 決勝戦、延長15回で決着しない場合は、サスペンデッドゲームにはならず、翌日に再試合として1回から行われます。
- また、それでも決着がつかない場合には、15イニングごとに翌日に持ち越されます。
それでもそれでも決まらない場合は・・・?
「夏の甲子園」の後に開催されるスケジュール。しかし、高校生には夏休みが終わる新学期が待っています。もし、サスペンデッドゲームや再試合が続き、新学期が始まる日を迎えてしまった場合、「優勝預かり」となります。昭和43年の第13回大会は「優勝預かり」となり、決勝に進んでいた下関商と静岡商は両校準優勝扱いとなりました。
強豪校はどこ?
最多出場は長野の松商学園の28回。最多優勝回数は栃木の作新学院の8回。
その他にも、中京大中京や広陵、龍谷大平安、静岡商業などの硬式野球でも強さを誇る高校が言う優勝経験があります。今年優勝を果たした中京高校は、過去4年で3度の優勝、通算でも2位の7度の優勝を誇る高校軟式野球の名門校です。
入場料無料
実はこの大会、入場料がかかりません。今年大きく注目を浴びた「高校軟式野球」を、球場に足を運び、生でその面白さに触れてみてはいかがでしょうか?
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